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反正天皇【はんぜいてんのう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

反正天皇
はんぜいてんのう
第18代に数えられる天皇。名はタジヒノミズハワケノミコト。仁徳天皇の第3皇子。母は皇后イワノヒメノミコト。伝によれば兄の履中天皇太子のときに仁徳天皇が没し,住吉仲皇子(すみのえのなかつみこ)の乱が起こると,これを平定した。履中天皇の没後即位し,河内の丹柴籬宮(たじひのしばがきのみや)に都した。日本最古の金石文といわれる,熊本県和水町江田船山古墳出土の銀象嵌銘大刀に「治天下□□□□歯大王世」とあるのは,反正天皇のこととするもあった。438年に文帝に遣使した倭の五王の一人「」(または「弥」)をこの天皇に比定する説が有力である。陵墓は反正天皇陵,田出井山古墳とも呼ばれる,大阪府堺市百舌鳥にある百舌鳥耳原北陵(もずのみみはらのきたのみささぎ)で,2019年世界遺産の文化遺産に登録。

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デジタル大辞泉

はんぜい‐てんのう〔‐テンワウ〕【反正天皇】
記紀で、第18代の天皇。仁徳天皇の第3皇子。名は多遅比瑞歯別(たじひのみずはわけ)。倭の五王の一人、珍に比定する説がある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

反正天皇 はんぜいてんのう
記・紀系譜による第18代天皇。在位は5世紀前半。
父は仁徳天皇。母は磐之媛命(いわのひめのみこと)。「日本書紀」によると,履中天皇の同母弟で,淡路(あわじ)島で生まれた。都は丹比(たじひ)の柴籬(しばかきの)宮。「宋書」倭国伝にみえる倭王の珍とする説がある。反正天皇5年1月23日死去。60歳(「古事記」)。墓所は百舌鳥耳原北陵(もずのみみはらのきたのみささぎ)(大阪府堺市)。別名は瑞歯別天皇(みつはわけのすめらみこと),多遅比(たじひの)瑞歯別皇子。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

反正天皇 はんしょうてんのう

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世界大百科事典 第2版

はんぜいてんのう【反正天皇】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

はんぜいてんのう【反正天皇】
記紀で第一八代天皇、多遅比瑞歯別尊たじひのみずはわけのみことの漢風諡号しごう。仁徳天皇第三皇子。中国の「宋書倭国伝」中に見える倭王珍に比定される。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

反正天皇
はんぜいてんのう
生没年不詳。記紀では第18代の天皇とする。5世紀中葉の天皇で、『日本書紀』には、河内(かわち)の丹比柴籬宮(たじひのしばかきのみや)(大阪府羽曳野(はびきの)市丹比付近か)で在位5年にして崩ずと記す。「多遅比瑞歯別(たじひのみずはわけ)(水歯別)天皇(命(みこと))」ともいう。仁徳(にんとく)天皇と磐之媛(いわのひめ)の間に生まれたと伝える。『宋書(そうじょ)』にみえる倭(わ)王珍(ちん)は反正天皇とみなす説がある。また熊本県和水(なごみ)町江田船山(えたふなやま)古墳出土の大刀(たち)銘文にある大王を反正天皇とする解釈もある。この天皇の誕生をめぐる説話は、『日本書紀』および『新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)』(右京神別)に記載されており、墓は百舌鳥耳原(もずみみはら)陵(大阪府堺(さかい)市)とする。[上田正昭]

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精選版 日本国語大辞典

はんぜい‐てんのう ‥テンワウ【反正天皇】
第一八代天皇。仁徳天皇の第三皇子。名は多遅比瑞歯別(たじひのみずはわけ)。在位は五世紀前半頃と伝承される。母は皇后磐之媛命。宋書に見える倭の五王の一人「珍」に比定される。(三三六‐四一〇

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旺文社日本史事典 三訂版

反正天皇
はんぜいてんのう
生没年不詳
5世紀中ごろの天皇
仁徳天皇の皇子。『宋書』倭国伝にみえる倭の五王の一人「珍 (ちん) (彌 (み) )」は仁徳・反正天皇にあてる2説がある。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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