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即身成仏【そくしんじょうぶつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

即身成仏
そくしんじょうぶつ
現実世界のこの身のままですぐにになること。特に真言宗で強調する。父母から生じた身体で,すなわちそのまま大悟の位に上りうるとして,手に印を結び口に真言を称し意を三摩地 (さんまじ) に統一する三密瑜伽をすすめ,仏の法身自内証して成仏すると説く。

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デジタル大辞泉

そくしん‐じょうぶつ〔‐ジヤウブツ〕【即身成仏】
真言密教教義で、人間が現世肉体のままで仏になること。生きたままで仏になること。

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世界大百科事典 第2版

そくしんじょうぶつ【即身成仏】

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大辞林 第三版

そくしんじょうぶつ【即身成仏】
( 名 ) スル
〘仏〙 現在の身体のままで仏となること。天台宗など諸宗派で説かれるが、特に真言宗では根本的教義とされ、大日如来の真実の姿と修行者が一体となることで即身成仏が実現されるとする。即身菩提ぼだい

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

即身成仏
そくしんじょうぶつ
密教独特の成仏思想。現在の肉身のままで仏になること。大乗仏教が、その宗教理想をゴータマ・ブッダ(釈尊)が達成したのと同じ無上正等覚(しょうとうがく)に置き、そこに到達するには無量劫(むりょうこう)にわたって無数回の生死を繰り返して修行を積む必要があるとする歴劫成仏(りゃっこうじょうぶつ)の立場をとるのに対して、それと同じ成仏の境地が、仏の世界を図絵曼荼羅(まんだら)として観想し、手に特定の仏の働きを象徴する印契(いんげい)を結び、口にその尊の真言(しんごん)を唱え、心にその尊を象徴する図形である三昧耶形(さんまやぎょう)を観想する、いわゆる三密加持(さんみつかじ)、または三密瑜伽(ゆが)という密教的行法によるならば、なんら多生(たしょう)にわたる難行苦行を必要とせず、この現在の生の間に、父母から生まれたこの身体に即して成仏が実現されうる、とするもので、両部大経のうちの『金剛頂経(こんごうちょうぎょう)』系の思想である。[津田眞一]

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精選版 日本国語大辞典

そくしん‐じょうぶつ ‥ジャウブツ【即身成仏】
〘名〙 仏語。人間が現世で受けた肉体のままで仏となること。真言密教の教義で、三密加持して、衆生が仏と一体になり、衆生の本来有している仏の法身を証して成仏することをいう。即身菩提。即就仏身。〔即身成仏義(823‐824頃)〕
※日蓮遺文‐祈祷鈔(1272)「霊山会上にして即身成仏せし龍女は」

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