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【キ】

デジタル大辞泉

き【危】
あやういこと。あぶないこと。
「―を踏み険を冒すの事業にして」〈田口日本開化小史
危険物」の略号
二十八宿の一。北方の第五宿。水瓶(みずがめ)座のα(アルファ)星など三星をさす。うみめぼし危宿

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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き【危】[漢字項目]
[音](慣) [訓]あぶない あやうい あやぶむ
学習漢字]6年
あぶない。あやうい。「危機危急危険危地危篤危難安危
あやぶむ。「危惧(きぐ)
害する。そこなう。「危害
すっくと高く立つ。「危坐(きざ)危峰

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大辞林 第三版

あやう【危】
〔「あやぶ」とも〕
暦注の十二直の一。伐木・酒造りなどに吉、旅行・登山などに凶という日。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

き【危】
あぶないこと。危険。 「仮令たとい如何ばかりの-を犯し/日光山の奥 花袋
二十八宿の一。北方の星宿。危宿。うみやめぼし。

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精選版 日本国語大辞典

あぶかし・い【危】
〘形口〙 あぶかし 〘形シク〙 =あぶなっかしい(危)
狂歌・蜀山百首(1818)雑「あふかしい一葉にのれる蜘蛛をみて舟をつくりし無分別もの」

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あぶな【危】
[1] (形容詞「あぶない」の語幹) あぶないこと。
※平家(13C前)八「あぶなながら年暮れて、寿永も三とせになりにけり」
[2] 〘名〙 「あぶなえ(危絵)」の略。
※随筆・嬉遊笑覧(1830)六「あやふや人形〈略〉明和安永頃女画に股など出したるをあぶなといへり」

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あぶな・い【危】
〘形口〙 あぶな・し 〘形ク〙 望ましくない結果が予想されて気がかりな状態をいう。
① 危害または損害を受けそうで気がかりだ。はらはらさせられる。危険だ。
※右京大夫集(13C前)詞書「内裏ちかき火の事ありてすでにあぶなかりしかは」
※虎明本狂言・鍋八撥(室町末‐近世初)「やれやれあぶなひ事をした、是はめでたいかみのかたひなべじゃほどに」
② じきにだめになりそうだ。死、破産、消滅などの状態に近づいている。
※古今著聞集(1254)一五「存命あぶなく見えければ」
③ 望むことが実現するかどうかわからない。確実ではない。あてにならない。
※歌舞伎・お染久松色読販(1813)序幕「小癪(こしゃく)娘の有る内へ、同じ小癪な若旦那、差置まするも〈略〉危(アブナ)いものと存れど」
④ 好ましくない状態が今にも起こりそうだったという気持を表わす。→危なく
※滑稽本・大千世界楽屋探(1817)上「ヤレヤレひやいな目にあふた。肝魂が天井持(てんじょもち)したはい。既のことに、向ひの岩で天窓(あたま)浮雲(アブナシ)ぢゃ」
⑤ 安定していない。「危ない足どり」
※門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉四「調子あぶなく、何やら弾いて居る四十あまりの盲女」
[語誌](1)古くは、明確に危険が感じられるさまを意味して、対象が自壊しそうで不安である意の「あやうい」とは区別されていたらしい。「日葡辞書」には両形あるが、やや特殊な例以外「あぶない」が専ら用いられるなど、実際には「あぶない」がより一般的だったと思われる。
(2)現代語では、「あぶない」と「あやうい」はほぼ同義であるが、「あやうい」は文章語的で、副詞的な「あやうく助かった」など、かろうじての意に用いられることが多い。
あぶな‐が・る
〘他ラ五(四)〙
あぶな‐げ
〘形動〙
あぶな‐さ
〘名〙

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あぶなかし・い【危】
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉八「病は〈略〉、やうやう危(アブ)なかしく成もてきつ」

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あぶなく【危】
〘副〙
① 少しでも状況が違っていたら。もう少しで。まかりまちがえば。すんでのことに。あやうく。
※人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)三「あぶなく私も留守の言解(いひわけ)に、まごつく処でございましたは」
② あぶなかったが、やっと。やっとのことで。かろうじて。あやうく。
※春窓綺話(1884)〈高田早苗・坪内逍遙・天野為之訳〉五「百錬千磨の正義刀に敵すべきにあらず、忽に負傷して険些(アブナク)児身を以て遁れ」

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あぶな・し【危】
〘形ク〙 ⇒あぶない(危)

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あぶなっかし・い【危】
〘形口〙 (「あぶなかしい(危)」の変化した語) いかにもあぶなげである。確実性や安定性がなく、信頼できない。あぶない。あぶかしい。あぶっかしい。
※雑俳・柳多留‐一五(1780)「あぶなっかしい女房をあばたもち」
あぶなっかし‐げ
〘形動〙
あぶなっかし‐さ
〘名〙

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あやう あやふ【危】
〘名〙 (形容詞「あやうい」の語幹から) 近世、民間の「かな暦」の中段にしるされ、日々の吉凶を示した一二の言葉の一つ。その月の干支(えと)より八つ目の日で、家作、婚礼、祭典、酒造、種まきに吉、登山、渡海に凶という。あやぶ。あやうにち。
※仮名暦注解(18C中)「危 高に登るべからざる日なり」

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あやう・い あやふい【危】
〘形口〙 あやふ・し 〘形ク〙
① 危害が及びそうなさま。難に近づいているさま。危険が迫っているさま。あぶない。
※新撰字鏡(898‐901頃)「 臨危也 阿也不志」
※平家(13C前)一「雷火飫(おびたたし)う燃えあがって、宮中既にあやうく見えけるを」
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉五「ああ危かりし、若しも君が居らずば、我は打ち殺されしならん」
② (だめになりそうで)不安だ。気がかりだ。心配だ。
※書紀(720)継体六年一二月(前田本訓)「然も縦(ゆるし)賜ひて国を合(あは)せても、後世に猶危(アヤふ)からむ」
※源氏(1001‐14頃)若紫「恋しくも、また、見ば劣りやせむとさすがにあやふし」
③ 望むことが、実現するかどうかわからない。確実ではない。あてにならない。
※平家(13C前)五「平らかに帰りのぼらむ事もまことにあやうき有さまどもにて」
[語誌]→「あぶない(危)」の語誌。
あやう‐が・る
〘動ラ五(四)〙
あやう‐げ
〘形動〙
あやう‐さ
〘名〙

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あやうく あやふく【危】
〘副〙 (形容詞「あやうい」の連用形から)
① 少しでも状況が違っていたら、もう少しで。まかりまちがえば。すんでのことで。
※人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)初「既に危(アヤフ)く組敷くを、潜(くぐ)り抜けつつ」
※普賢(1936)〈石川淳〉八「あやふく甚作に躍りかかって咽喉を締めつけようとしかけるのを」
② 果たしてどうなるか、あぶなかったがやっと。かろうじて。
※大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉一五「あわてて自分で口を押へて『〈略〉』とあやふくきり抜けた」

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あやう・し あやふし【危】
〘形ク〙 ⇒あやうい(危)

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あやうし・い あやふしい【危】
〘形口〙 (形容詞「あやうし」から派生した語) =あやうい(危)
※応永本論語抄(1420)一四「有道の時は、言行ともには危しくすべし」
あやうし‐げ
〘形動〙
あやうし‐さ
〘名〙

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あやぶみ【危】
〘名〙 (動詞「あやぶむ(危)」の連用形の名詞化したもの) あやういと思うこと。悪い結果にならないかと気をもむこと。不安に思うこと。また、あやういと思われること。危険なこと。危難。
※書紀(720)雄略八年二月(熱田本訓)「然して国の危(アヤフミ)殆卵を累(かさ)ぬるに過ぎたり」
※栄花(1028‐92頃)音楽「念仏して極楽をのぞむ人も、参る事あやぶみあらば」
※志都の岩屋講本(1811)上「其の上にあやぶみが多くて、中々療治ははかどらず」

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あやぶ・む【危】
[1] 〘他マ五(四)〙 危険だと思う。不安で気がかりに思う。また、不確かで実現しそうもないと思う。
※書紀(720)継体七年一二月(前田本訓)「朕〈略〉宗廟(くにいへ)を保つこと獲て、兢兢(おそ)り業業(アヤブム)
※太平記(14C後)二九「今日の軍如何あらんずらんと危(アヤ)ぶみけるが」
[2] 〘他マ下二〙 あぶない状態にする。危険なめにさらす。あぶなくする。
※史記呂后本紀延久五年点(1073)「兵を関中に擁し、劉氏を危(アヤブメ)て、自立せむと欲す」
※徒然草(1331頃)一七二「身をあやぶめてくだけやすき事、珠を走らしむるに似たり」

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あや・む【危】
〘他マ下二〙 ⇒あやめる(危)

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あや・める【危】
〘他マ下一〙 あや・む 〘他マ下二〙 危害を加える。殺傷する。
※虎明本狂言・胸突(室町末‐近世初)「人をあやめてくるしうなくば、ぜひに及ばぬ」
※浮世草子・好色一代男(1682)四「物を取(とる)のみならず人をあやめて迯(にげ)てゆく」

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き【危】
[1] 〘名〙
① あぶないこと。あやぶむこと。
※日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉三「危を蹈み険を冒すの事業にして」
② 危険物の略号。爆発物や引火性の強い薬品などを積載する車に漢字でつけられる。
[2] 二十八宿の北方第五宿。みずがめ座のアルファ星を含む三星。危宿。うみやめぼし。〔易林本節用集(1597)〕〔史記‐天官書〕

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