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南越国【なんえつこく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

南越国
なんえつこく
Nan-yue; Nan-yüeh
中国,秦末漢初の混乱に乗じて,嶺南 (広東省,広西自治区,ベトナムの北部) に独立していた国 (前 203~111) 。建国者は趙佗で,秦末に南海郡尉となり,やがて秦の滅亡とともに独立し,隣接の桂林,象郡をも合せ,南越国を建てて武王と称し (前 203) ,番禺 (広東) に都した。南越の住民の大部分は越人であったが,趙佗によく帰服した。趙佗は建元4 (前 137) 年に死に,孫の胡 (文王) が帝位を継いだが,北方にある漢の南越に対する圧迫がこの頃から次第に強化された。胡の孫,興 (在位前 113?~112) を経て興の異母兄弟の建徳 (在位前 112~111) の時代に前漢の武帝が派遣した伏波将軍路博徳,楼船将軍楊僕らに番禺を落され,建徳も捕えられた。こうして南越国は滅んだ。漢は南越国の旧地に9郡をおいて統治した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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