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半減期【はんげんき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

半減期
はんげんき
half life
放射性核種または不安定な素粒子自然崩壊によって,その個数または存在確率(粒子 1個の場合)が 1/2になるまでの時間。平均寿命をτ,崩壊定数をλとすると,半減期は 0.693τまたは 0.693/λである。0.693は 2の自然対数である。-0.693は 1/2の自然対数である。

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デジタル大辞泉

はんげん‐き【半減期】
放射性元素が崩壊して、その原子の個数が半分に減少するまでの時間。放射線の強さが半分に減るまでの時間。アクチニウム217では0.018秒、ウラン238では45億年。粒子の寿命を表すのに用いられる。物理的半減期。→生物学的半減期

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栄養・生化学辞典

半減期
 放射性同位元素では,放射能が半分になるために要する時間.生物学的な半減期は,生体内にある物質が代謝されて半分になるために要する時間.

出典:朝倉書店
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PET検査用語集

半減期
PET検査で受けた放射能の量は、時間の経過とともに体内から減っていきます。PETで使う薬剤に含まれる放射性同位元素(ラジオアイソトープ)は半減期 が非常に短く(半減期110分)、2時間程度でおよそ半分に減り、ほぼ1日で体内から排泄されると言われています。

出典:PET検査ネット
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世界大百科事典 第2版

はんげんき【半減期 half life】
放射性同位体が放射性崩壊するとき,崩壊していく親の核の数は指数関数的に減少していくが,統計的にこれが1/2となるのに要する時間T1/2を半減期と呼び,寿命の目安とする。崩壊に伴って,α線,β線,γ線などの放射線が放出されるが,その強度も半減期ごとに,1/2,1/4,1/8,と1/2ずつ減少していく。崩壊定数λとは,T1/2(loge2)/λ=0.693/λの関係にある。核分裂や核融合で多種の放射性同位体が同時に生成される場合,半減期の短いものは早くなくなり,長い半減期のものは後まで残ることになる。

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大辞林 第三版

はんげんき【半減期】
〘物〙 一般に、素粒子・原子・分子・イオンなどの量が、時間とともに減少する時、その量がはじめの2分の1になるのに要する時間。特に放射性核種の崩壊の速さや素粒子の寿命を表すのに用いられる。
〘生〙 体内に蓄積した物質の量が半分になるのに要する時間。生物学的半減期。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

半減期
はんげんき
half lifehalf value period
放射性物質が放出する放射線の強さが、半分に減少するのに要する時間。放射性物質の放射線の強さは時間とともにしだいに減少していく。これは、放射線を出す原子核の数が時間とともに減少し、また放射線の強さが単位時間当りの崩壊原子核数に比例するためである。放射性物質の原子核の崩壊は、個々の原子核については偶然に支配される確率現象である。しかし非常に多数の崩壊しうる原子核の集まりについては、単位時間に崩壊する割合λ(ラムダ)は一定の値となる。崩壊しうる原子核の数をNとし、そのうち単位時間内に崩壊する原子核の数をnとすると、λ=n/Nで与えられる(λを崩壊定数という)。この値は、1個の崩壊可能な原子核が単位時間に崩壊をおこす確率と考えてよく、その逆数は崩壊の平均寿命τ(タウ)=1/λを与える。通常、崩壊の寿命は平均寿命に比例した半減期T1/2=(ln2)×τで表される(lnは自然対数)。T1/2は放射性元素の量が初めの量の半分になる時間として定義される。すなわち、ある時刻にN0であった崩壊可能な原子核の量が、T1/2時間たつとN0/2となる。半減期は崩壊する原子核の種類で異なり、長いものから短いものまでさまざまである。[池田清美]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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