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【け】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


仏教用語。 (1) 衆生を教え導いて正しい教えに転向させること。教化。他を教える者すなわち仏,菩薩能化といい,教えられる衆生を所化という。転じて,寺院に住込んで修行する弟子僧を所化といい,また一宗学頭を能化という宗派 (新義真言宗) もある。 (2) 仏,菩薩が衆生を教化するため神通力で種々の姿を化作すること,あるいはみずから化して他の姿をとること (化身,権化など) 。 (3) 遷化すなわち有徳の僧が死ぬこと。

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デジタル大辞泉

か〔クワ〕【化】
[名]影響を他に及ぼすこと。
「恵を施し、道を正しくせば、その―遠く流れん事を知らざるなり」〈徒然・一七一〉
[接尾]主として漢語に付いて、そのような物や事、状態に変える、または変わるという意を表す。「映画」「合理」「近代

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か【化】[漢字項目]
[音](クヮ)(漢) (呉) [訓]ばける ばかす
学習漢字]3年
〈カ〉
前と違った姿・状態になる。「化合化石悪化羽化開化気化激化硬化消化進化退化同化孵化(ふか)風化分化変化緑化老化
教育で人をよい方に変える。「感化教化徳化
自然が万物を育てる働き。「化育造化
「化学」の略。「化繊/理化」
〈ケ〉
1に同じ。「化粧化身
2に同じ。「教化能化
怪しい姿に変わる。ばける。「化生(けしょう)権化(ごんげ)変化(へんげ)
[名のり]のり
[難読]時化(しけ)

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け【化】
仏語。教え導くこと。教化(きょうけ)。
仏・菩薩(ぼさつ)が人々を教化するために、姿を変えて現れること。
高僧が死ぬこと。遷化(せんげ)。

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け【化/仮/花/家/華】[漢字項目]
〈化〉⇒
〈仮〉⇒
〈花〉⇒
〈家〉⇒
〈華〉⇒

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大辞林 第三版

か【化】
[1] ( 名 )
徳によって教え導くこと。教化。感化。 「仁政の-を致れんには如かじ/太平記 13
自然が万物を育てる力。化育。造化。
生滅転変の理。変化。変遷。 「陰陽の-」
( 接尾 )
主に漢語の名詞に付いて、そういう物、事、状態に変える、または変わるという意を表す。「映画―」「自由―」「液―」など。

出典:三省堂
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け【化】
〘仏〙
仏教に教え導くこと。教化。
仏や菩薩ぼさつが教化のために、仮にさまざまの姿をとって現れること。
死ぬこと。遷化。死。

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精選版 日本国語大辞典

クヮ【化】
[1] 〘名〙
① 徳によって人民を善良に導くこと。感化。
※平(13C前)五「堯舜(げうしゅん)無為の化をうたひ」
※徒然草(1331頃)一七一「恵をほどこし、道を正しくせば、その化遠く流れん事を知らざるなり」 〔呂氏春秋‐士容〕
② 自然が万物を生育するはたらき。造化。施化。
※続日本紀‐養老七年(723)二月己酉「必代天而闢化、儀北辰者、亦順時以涵育」
③ 形、性質、状態などがうつり変わること。変遷。進歩。
※清国に対する宣戦の詔勅‐明治二七年(1894)八月一日「文明の化を平和の治に求め、事を外国に構ふるの極めて不可なるを信し」 〔淮南子‐人間訓〕
④ 他のものに姿をかえること。ばけること。
※談義本・豊年珍話(1760)四「木の根に打つけて、折檻しければ、今は化をあらはし面はとがりて狐のごとく」
[2] 〘接尾〙 名詞の下に付けて、そういう物、事、状態に変える、または、変わるという意を表わす。
※自然主義論(1908)〈生田長江〉八「抽象的概念を具体化しようと云ふ技巧は」
[語誌]((二)について) 「文化、教化、変化、造化」などは漢籍に見える中国の古典語だが、幕末・明治初期に「醇化、美化、悪化、緑化、強化、硬化、液化、気化」など「化」付きの新語が多く造られ、明治後期から大正にかけて「化」の接尾語化が進み、「機械化、国有化、一般化、一元化」などの三字語を生み出した。

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か‐・す クヮ‥【化】
〘自・他サ変〙 ⇒かする(化)

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か‐・する クヮ‥【化】
[1] 〘自サ変〙 くゎ・す 〘自サ変〙
① 形や状態などが別のものに変わる。変化する。
※明月記‐治承四年(1180)二月一四日「倉町等片時化煙」
② 他から影響を受けて性向や行ないが変わる。感化または同化する。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「この奴隷を救うて、自主の人に化(〈注〉ナヲス)せしむること能はざるなり」
[2] 〘他サ変〙 くゎ・す 〘他サ変〙
① 形や状態などを別のものに変える。変化させる。
※死霊‐三章(1946‐48)〈埴谷雄高〉「この世の身を月の光と化し」
② 他に影響を与えてその性向や行ないを変える。感化、または、同化させる。
源平盛衰記(14C前)七「凡そ和歌は国を治め、人を化(クヮ)する源」

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け【化】
〘名〙 仏語
① 教え導いて良い方に転化させること。また、転化すること。→教化(きょうけ)
※日本往生極楽記(983‐987頃)行基菩薩「菩薩周遊都鄙化衆生。道俗慕化。追従者、動以千数」
※空日用工夫略集‐観応二年(1351)「余皆随之助其化云」
② 仮りに別の姿を現わすこと。また、別の姿を現わしたもの。→化身(けしん)化生(けしょう)
太平記(14C後)三七「観念の床の上には、妄想の化(ケ)のみ立ち副ひて」 〔六十華厳経‐二一〕

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け‐・す【化】
[1] 〘自サ変〙 形が変わる。ばける。変化する。化(か)する。
※観智院本三宝絵(984)中「魚も化して経とみゆ」
※今昔(1120頃か)六「化(くゑ)して僧と成り給ひぬ」
[2] 〘他サ変〙 教え導く。教化する。化(か)する。
霊異記(810‐824)上「後には海辺に住み、往来の人を化す」

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ば・く【化】
〘自カ下二〙 ⇒ばける(化)

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ばけ【化】
〘名〙 (動詞「ばける(化)」の連用形の名詞化)
① ばけること。異形のものに姿を変えること。
※太平記(14C後)三五「畠山狐の皮の腰当にばけの程こそ顕(あらは)れにけん」
② 「ばけもの(化物)」の略。
※歌舞伎・御摂勧進帳(1773)二番目「どうでもこりゃア、化(バケ)だな」
③ 人をたぶらかすこと。あざむくこと。だますこと。
※評判記・難波鉦(1680)一「またすぐばけをいふわいの」
④ 歌舞伎の所作事で、役者が数回姿を変えて演じる場合、その一つ一つの称。〔浪花聞書(1819頃)〕

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ば・ける【化】
〘自カ下一〙 ば・く 〘自カ下二〙
① 形をかえる。異形のものに姿をかえる。狐、狸、年老いた動物、また、妖怪などが種々に姿をかえる。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※古今著聞集(1254)一七「狐おほくつねにばけけり」
② その道で年功を積む。
※浮世草子・好色二代男(1684)四「此里の化(バケ)たる人に、そそのかされて行に」
③ 人を欺こうとして、本来の素性を隠して、別人の恰好や、素振りをする。別人のさまをよそおう。
※めぐりあひ(1888‐89)〈二葉亭四迷訳〉二「知ってゐますと仔細らしく容子有り気に答へた。化(バケ)(おほ)せて見たくなって」
④ 全く違ったものに変る。他のものにすりかわる。また、急に変化する。
※落語・狸(1895)〈四代目橘家円喬〉「二等道路とかいふ大きな道が出来たり何にかするが、夫れは土地の化(バ)けまするので」

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