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【ユウ】

デジタル大辞泉

ゆう【勇】
いさましいこと。勇気。「匹夫

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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ゆう【勇】[漢字項目]
[音]ユウ(呉) [訓]いさむ
学習漢字]4年
気力が盛んに奮い立つ。いさみ立つ。いさましい。「勇敢勇気勇士勇壮勇猛勇躍義勇豪勇大勇忠勇沈勇蛮勇武勇
思いきりがよい。「勇退勇断
[名のり]いさ・いさお・いさみ・お・さ・そよ・たけ・たけし・とし・はや・よ

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大辞林 第三版

ゆう【勇】
心が強く、物事に恐れないこと。いさましいこと。勇気。 「匹夫の-」
[句項目] 勇を鼓す

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

いさまし【勇】

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いさまし・い【勇】
〘形口〙 いさまし 〘形シク〙 (動詞「いさむ(勇)」の形容詞化。勇むさまであるのをいう)
① 気乗りがしている。気が進んでいる。
※讚岐典侍(1108頃)下「いさましく嬉しきいそぎにてあらんだに、それにさはるべきことかは」
② 勢いが強く、しりごみしない。勇敢である。
※浄瑠璃・絵本太功記(1799)一〇日「あたり眩ゆき出立(いでたち)は、爽かなりし其骨柄、ヲヲ遖(あっぱ)れ武者振り勇ましし」
③ 様子が活気に満ちている。勇壮である。
※東京の三十年(1917)〈田山花袋〉明治二十年頃「ひろい平坦な通りを箱馬車が勇しく駆けて行った」
④ 女性の、不良性を帯びていたり、つつましさに欠け、大胆な行動をとったりするさま。〔特殊語百科辞典(1931)〕
※自由学校(1950)〈獅子文六〉夏の花咲く「ひんぴんとして、新聞雑誌に伝えられる勇ましい夫人や娘の行状は」
いさまし‐が・る
〘動ラ五(四)〙
いさまし‐げ
〘形動〙
いさまし‐さ
〘名〙

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いさみ【勇】
〘名〙 (動詞「いさむ(勇)」の連用形の名詞化)
① 勇ましい手柄。雄々しき武功。
※書紀(720)垂仁五年一〇月(北野本訓)「天皇、是に、将軍八綱田の功(イサミ)を美(ほ)めたまふて」
② 勇んで物事にあたる気持。積極的に立ち向かう気持。勇気。気力。活気。はげみ。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「悲しびは余りありといへども、まねびつかうまつるいさみはなし」
③ (形動) 市井にて、侠気を売り物にし、威勢のよい言語や振舞をなすこと。また、そのさまやその人。勇み肌。
※洒落本・部屋三味線(1789‐1801頃)「顔ににきびのできてゐる勇(イサミ)な客人で」
※歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)五立「ヘイ、私は大津の牛飼、独鈷(とっこ)の駄六と申まするいさみとやらでござりまする」
④ 酒。〔物類称呼(1775)〕
[語誌](1)一八世紀後半頃より、特に江戸下町の侠気ある若者のことを「いさみ」あるいは「いさみ肌」というようになった。「滑・東海道中膝栗毛‐四」に「すこしいさみ肌のまき舌にて」とあるところから、いわゆる江戸訛りで話したものと思われ、刺青を施す者も多かった。
(2)江戸時代前期には肯定的にみられていたが、次第に、滑稽本で笑いの対象とされるなど、低くみられるようになる。類義語に、「いなせ(鯔背)」「きおい(競)」「きおいはだ(競肌)」「きゃん(侠)」などがある。

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いさ・む【勇】
[1] 〘自マ四〙 (「いさ」は「いさな(鯨)」「いさまし(勇)」などの「いさ」と同語源)
① 心が奮い勇気がわく。気負ってはやり立つ。勢い込む。
※万葉(8C後)二〇・四三三一「伊佐美(イサミ)たる 猛き軍卒(いくさ)と ねぎたまひ」
※日葡辞書(1603‐04)「タケク isameru(イサメル) ツワモノ ドモ」
② 馬がいななく。武士の言葉で「いななく」の「なく」が、「泣く」に通じるのを忌んでいう。
③ 水戦で、貝を吹き鳴らす。
[2] 〘他マ下二〙 ⇒いさめる(勇)

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ゆう【勇】
〘名〙 (形動)
① 物事をおそれず心が強いこと。力量がすぐれて勇ましいこと。また、その心。また、そのさま。勇気。
※今昔(1120頃か)五「此の五百の皇子の武く勇なるを得て」 〔論語‐為政〕
② 程度のはなはだしいさま。
※浮世草子・武道伝来記(1687)七「礒部頼母とて勇(ユウ)に色ふかく春秋の花紅葉紅閨長時(とこしなへ)に」

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