Rakuten infoseek

辞書

効力規定【こうりょくきてい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

効力規定
こうりょくきてい
強行規定うち違反行為効力を失わせるものをいう。これに対し,該強行規定に違反しても,その違反行為そのものは無効とならず,ただ違反者が刑罰行政罰などの制裁を受けるにとどまるときは,その強行法規取締規定という。たとえば,証券取引は,大蔵大臣免許を受けた株式会社でなければ行うことができない定められているが,この強行規定に違反して資格のない者が資格のある証券会社の名義を借りるなどして取引行為を行なった場合 (名板貸) ,その取引行為が無効とされるときは,その強行規定は効力規定と呼ばれ,これに反して取引行為をした者が制裁を受けるにとどまるときは,その強行規定は取締規定といわれる。効力規定と取締規定は重複して認められることもある。ある規定が単なる取締規定であるか,それとも効力規定であるか,またその双方を含むかについて明文の定めがないときは,当該強行規定の立法趣旨を勘案して定めるほかないであろう。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

こうりょく‐きてい〔カウリヨク‐〕【効力規定】
ある行為から法的効力の発生する要件を定めている規定で、その規定に違反した行為が無効となるもの。→訓示規定

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

こうりょくきてい【効力規定】
法律用語で,ある行為を禁止したりあるいはその行為をするための条件などを定める規定のうちで,その規定に違反した行為が無効となるものをいう。その行為をなした当事者意思にかかわらず行為の効力を否認するものである点で,一般には強行規定(強行法規)でもある。効力規定と対立する概念としては,取締規定および訓示規定がある。また,効力規定が強行規定でもある限りでは任意規定とも対立する。これらのうち,取締規定はある行為を禁止はするものの,その違反者に対して制裁を課すだけで当の行為の効力についてはまったく触れない規定である。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

こうりょくきてい【効力規定】
その内容が法律上の効力に関する規定で、ある行為を禁止しまたはその行為をするための条件などを定める規定のうち、その規定に違反した行為が無効となるもの。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

こうりょく‐きてい カウリョク‥【効力規定】
一定の行為を禁止したり、ある行為をするための条件を定めたりする規定のうちで、その規定に違反した行為が無効となるもの。命令的規定に対して、能力的規定ともいう。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

効力規定」の用語解説はコトバンクが提供しています。

効力規定の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.