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助祭【じょさい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

助祭
じょさい
diaconus; deacon
カトリック教会用語。ギリシア正教会では輔祭,多くのプロテスタント教会では執事という。現在では司祭に次ぐ教会の職とされている。原語のギリシア語 diakonosは食卓などの給仕使徒に代って食事の分配をするため選ばれて按手を受けたステパノら7名 (使徒行伝6章) が教会でのディアコノスの初めとされ,ほかに女性を含む多くのディアコノスが知られている。のち教会制度の発達分化につれて,祭式において司祭を助け,特に教会財産の管理を担当するようになったが,濫用などのためその権利が制限され,現在では司祭叙階のための一過程にすぎなくなった。しかし司祭数の不足などもあって,第2バチカン公会議 (1962~65) 以来その重要性が再認識され,再び独立の教職として発展する方向にある。特に既婚男子と女性助祭の復活が期待されている。

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デジタル大辞泉

じょ‐さい【助祭】
カトリック教会の聖職者の一。司祭の次の位。

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世界大百科事典 第2版

じょさい【助祭 deacon】
新約聖書のギリシア語ディアコノスdiakonos(執事)に由来するカトリック教会の職名。東方正教会での輔祭に相当する。2世紀初頭,アンティオキアのイグナティオスのころから,司祭と区別された司教を通して神の民に奉仕する教会の職制として確立。司教の按手によって行われる助祭叙階式の最古の式文は,ヒッポリュトスの《使徒伝承》に見られる。その職域は,典礼における奉仕を中心として教会共同体全体,特に福祉的活動に向けられている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

じょさい【助祭】
ローマカトリック教会における聖職位の一。ミサの際などに司祭を補助する者。 → 執事

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精選版 日本国語大辞典

じょ‐さい【助祭】
〘名〙
① まつりの行事をたすけること。〔広益熟字典(1874)〕
② ローマ‐カトリック教会などで、司祭を補佐する役職。また、その人。ミサの従者を務める。教派によって執事・輔祭などという。
※風立ちぬ(1836‐38)〈堀辰雄〉死のかげの谷「もう神父が一人の助祭と共に彌撒をはじめてゐた」

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