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劇薬【げきやく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

劇薬
げきやく
powerful drugs
毒薬に次いで生体に対する作用が強く,過量に使用するときわめて危険性が高い医薬品。一般的には,微量致死量となるもの,中毒作用のあるもの,蓄積作用が強いもの,薬理作用が激しいものなどをさし,取扱い,保存に厳重な注意が望まれ,薬事法で規制されている。

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デジタル大辞泉

げき‐やく【劇薬】
毒薬に次いで薬理作用のはげしい薬物厚生労働大臣が指定し、薬機法に規定される。

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世界大百科事典 第2版

げきやく【劇薬】
薬事法にもとづき厚生大臣が指定する一群医薬品毒性が強く中毒量常用量がきわめて接近しているもの,副作用の発現率が高いもの,常用量で激しい薬理作用を示すものなど,使用法を誤ると危険なものが指定される。同様の主旨で指定されるものに毒薬があるが,通常劇薬の毒性は毒薬の約1/10。おおむね50%致死量が1kgあたり300mg以下のものが劇薬に指定されている。直接の容器包装には,白地に赤枠,赤字で品名と〈劇〉の文字を記載し,他の薬物と区別して貯蔵,陳列しなければならないことになっている。

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大辞林 第三版

げきやく【劇薬】
激しい薬理作用をもち、使用量をあやまると生命にかかわる薬物。厚生労働大臣により指定される。 → 毒薬

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日本大百科全書(ニッポニカ)

劇薬
げきやく
毒薬に次いで毒性や薬理作用の強い医薬品のことで、毒薬とともに「薬事法」に取扱いなどが定められている。劇薬の指定は厚生労働大臣が行い(薬事法44条)、直接の容器または被包に、白地に赤枠、赤字をもって、その品名および「劇」の文字を記載することとなっている。また、業務上これらを取り扱う者はほかのものと区別して貯蔵または陳列しなければならないことや、薬局での販売については、その品名、数量、使用の目的、譲渡の年月日、譲渡人の住所・氏名・職業が記載され、署名または記名押印のある文書がなければ販売または授与してはならないこと、14歳未満の者、その他安全な取扱いをすることについて不安があると認められる者については交付してはならないことになっている。劇薬の品目については、薬事法施行規則の別表3に、亜硝酸アミル、アミノフィリン、インスリン注射液、インドメタシン、カフェイン、サントニンなどの医薬品が指定されている。
 毒・劇薬の指定の根拠となる資料は、動物実験による急性毒性値(50%致死量)が中心となるが、そのほか慢性・亜急性毒性、安全域、副作用の発現率とその程度などから判定される。なお、医薬品および医薬部外品以外で毒性、劇性の強いものは、保健衛生上の見地から必要な取締りを行うため、「毒物及び劇物取締法」によってその取扱いなどが規制されている。[幸保文治]

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精選版 日本国語大辞典

げき‐やく【劇薬】
〘名〙 ごく少量でも容易に中毒をひき起こす薬物。使用量を過ごすと生命にかかわるので、厚生労働大臣によって指定され、みだりに使用することは禁じられている。劇剤。
※植物小学(1881)〈松村任三訳〉一〇「実礎に傷け其液を取りて阿片〈劇薬〉を製す」

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