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剰余金【ジョウヨキン】

デジタル大辞泉

じょうよ‐きん【剰余金】
株式会社貸借対照表で、資本の部を構成する一つの区分
保険事業を営む相互会社純利益

出典:小学館
監修:松村明
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株式公開用語辞典

剰余金
自己資本のうち、資本金を超える部分が剰余金である。剰余金には、資本剰余金と利益剰余金がある。剰余金は、日本の企業会計上、2つの異なった意味を持つ。企業会計原則の場合の剰余金の意味は、会社の純資産額である自己資本のうち、法定資本である資本金以外の部分のことであり、商法の計算書類規則の場合の剰余金の意味は、会社の純資産額である自己資本のうち法定資本である資本金、および法定準備金以外の部分のことである。

出典:株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント

会計用語キーワード辞典

剰余金
純資産から資本金を差し引いた金額を剰余金といいます。ただし、純資産が資本金よりも大きい場合は、その差額を欠損金といいます。剰余金は資本剰余金と利益剰余金に分けられます。資本剰余金→資本取引から生じた剰余金のことをいいます。利益剰余金→損益取引より生じた剰余金のことをいいます。

出典:(株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」

保険基礎用語集

剰余金
生命保険の営業保険料は、予定基礎率に基づいて算出されており、各予定と実績の差により、剰余金が生ずる場合があります。剰余の源泉は、計算基礎に対応して、?予定死亡率と実際死亡率との差に基づく死差損益?予定利率と実際利回りとの差に基づく利差損益?予定事業費と実際事業費との差に基づく費差損益の3つがあります。

出典:みんなの生命保険アドバイザー
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世界大百科事典 第2版

じょうよきん【剰余金 surplus】

[会計用語]
 株式会社の自己資本の主要な構成要素の一つである。この用語は通常,大別して二つの意味に用いられている。一つは,会社の自己資本を表す純資産額が法定資本としての資本金額を超える部分のすべてをいう場合で,日本の〈企業会計原則〉がとっている用語法である。いま一つは,法務省令としての〈計算書類規則〉がとっている用語法で,会社の純資産額が資本金および法定準備金(資本準備金と利益準備金)の合計額を超える部分をいう場合である(逆に,純資産額が資本金および法定準備金の合計額に不足する場合は,その不足額を〈欠損金〉という)。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

じょうよきん【剰余金】
収入から支出を引いて残っている金額。使い残りの金。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

剰余金
じょうよきん
surplus
会計上、貸借対照表の株主資本のうち資本金以外の金額をいう。株主資本の額から資本金を差し引いた金額であり、株主からの払込みの金額と企業内に留保された利益からなる。この株主からの払込みの金額は、資本剰余金とよばれ、留保された利益は利益剰余金とよばれる。企業会計原則は、資本取引と損益取引とを明瞭(めいりょう)に区別し、資本剰余金と利益剰余金とを混同してはならないとしている(企業会計原則一般原則3)。資本剰余金は資本取引から生じた剰余金であり、利益剰余金は損益取引から生じた剰余金(利益の留保額)であるから、両者を混同すると、企業の財務・損益状況が適正に示されないことになるとしている(企業会計原則注解、注2)。
 剰余金の金額は、会社法において規定されており、資産の額と自己資本の帳簿価額の合計額から負債の額、資本金および準備金の額の合計額等を差し引いた金額とされている(会社法446条)。資本剰余金は資本準備金とその他資本剰余金に区分し、利益剰余金は、利益準備金とその他利益剰余金に区分しなければならない(会社計算規則76条4項)。なお、これらの項目は、適当な名称を付した科目に細分して表示することができる。会社法においては、株主が払込みをした金額の2分の1を超えない額は、資本金として計上しないことができるため、この金額を資本準備金として計上しなければならない(会社法445条)。また、株式会社が剰余金の配当をする場合に、配当の10分の1の金額を資本準備金または利益準備金として資本金の4分の1に達するまで計上しなければならない(会社法445条)。その他利益剰余金は、任意積立金のように株主総会や取締役会の決議に基づき積み立てられるものについては、その内容を示す科目で表示され、それ以外については繰越利益剰余金として表示される。[中村義人]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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