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利口/悧口/利巧/悧巧【リコウ】

デジタル大辞泉

り‐こう〔‐コウ|‐カウ〕【利口/×悧口/利巧/×悧巧】
[名・形動]
頭がよいこと。賢いこと。また、そのさま。利発。「―な犬」「―そうな人」「―ぶる」⇔馬鹿(ばか)
要領よく抜け目のないこと。また、そのさま。「―に立ちまわる」
(多く「お利口」の形で)子供などがおとなしく聞きわけのよいこと。また、そのさま。「お―にしている」「お―さん」
巧みにものを言うこと。口先のうまいこと。また、そのさま。
「興言―は放遊境を得るの時談話に虚言を成し」〈著聞集・一六〉
軽口を言うこと。冗談。
「『またお上人様の―仰せらるる』『いや―ではない。有様(ありやう)ぢゃ』」〈虎明狂・若市〉
[派生]りこうさ[名]

出典:小学館
監修:松村明
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精選版 日本国語大辞典

きき‐ぐち【利口】
〘名〙 達者な口をきくこと。口先のうまいこと。弁が立つこと。巧言
※歌舞伎・天満宮菜種御供(1777)二「成程、さう利口(キキグチ)にいへば言訳は立つやうに聞ゆれど」

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り‐こう【利口・利巧カウ・悧巧カウ
〘名〙 (形動)
① (━する) 弁舌がたくみなこと。また、そのさま。口先がうまくて実のないことの意にも用いられる。巧言。利舌。
※続日本紀‐延暦七年(788)六月丙戌「名足耳目所渉、多記於心、加以利口剖断無滞」
※今昔(1120頃か)二八「異殿上人、実に和君行きて利口に云ひ聞せよ、と云ひ契て、散ぬ」 〔書経‐周官〕
② (━する) 滑稽なことをいうこと。軽口をいうこと。また、そのさま。冗談。しゃれ。
※宇治拾遺(1221頃)序「少々は空物語もあり、利口なる事もあり、様々やうやうなり」
③ 心のはたらきのすばやくさといこと。賢明なこと。特に、気がきいて身の処し方がたくみなこと。世智にたけていること。また、そのさま。利発。怜悧(れいり)。また、抜け目がない、わるがしこいの意で、悪意・皮肉の意を含めていうこともある。
※日葡辞書(1603‐04)「Ricôna(リコウナ)モノ」
※浄瑠璃・女殺油地獄(1721)上「それそれ問ふには落ず語るに落ると、利口そうにそれが信心の観音参りか」 〔嵆康‐太師箴〕
④ 特に、子どもについて聞きわけがよくておとなしいさま。また、その子。接頭語「お」をつけ、さらに接尾語「さん」「ちゃん」をつけて用い、「おりこう」「おりこうちゃん」ということもある。
※人情本・孝女二葉錦(1829)初「ヲヲよふいやったホンニなう。お菊ばうは利口(リコウ)だぞよ」
⑤ 値段が割安で、買い得であること。値段が安くて手頃なこと。また、一見損のようでありながら、実質的には得になるようなこと。
※談義本・養漢裸百貫(1796)五「今度利口(リカウ)な黒檀がある故買て置たい」
さくて便利なさま。〔俚言集覧(1797頃)〕
※俳諧・新増犬筑波集(1643)油糟「土佐までも下こそすれ京の者 りこうな駒にのりてもどれり」

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