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出頭【シュットウ】

デジタル大辞泉

しゅっ‐とう【出頭】
[名](スル)
本人がその場所、特に役所・警察などに出向くこと。「裁判所に出頭する」
他よりぬきんでること。特に、寵愛を受けて立身出世すること。また、その人。
「主君の気に入りて、知行をとり―しけるほどに」〈仮・浮世物語・一〉
政務の要職にあること。また、その人。
「鎌倉殿の―を鼻にかけ」〈浄・盛衰記

出典:小学館
監修:松村明
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大辞林 第三版

しゅっとう【出頭】
( 名 ) スル
官庁などの呼び出しを受けて出かけること。 「 -を求める」 「裁判所に-する」 「 -命令」
他より抜きん出ること。立身出世すること。 「主君の気に入りて知行を取り-しける程に/仮名草子・浮世物語」
主君のそば近くつとめること。主君の寵愛ちようあいを受けること。また、その人。 「鎌倉殿の-を鼻にかけ/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

しゅっ‐とう【出頭】
〘名〙
[一] ある場所へ本人が自分で出ること。役所や集まりなどに出向くこと。
※実隆公記‐文明七年(1475)正月五日「今日不出頭無事」
浮世草子・国姓爺明朝太平記(1717)一「偽りかざる事を天性と得たるえせものなれば、〈略〉上にも下にも出頭(シュットウ)して、傍輩にもよく押親(おししたしみ)
[二] 他よりまさっている状態をいう。出頭一。出頭第一
① 頭を出すこと。他にぬきんでていること。抜群。
※狂雲集(15C後)行脚「一箇出頭天外看、須彌百億草鞋埃」 〔魏志‐呂布伝・注〕
② 立身出世すること。また、その人。
※塩山和泥合水集(1386)「尊貴を帯せず出頭を存せずして或は辞し去って跡を深山にかくし」
※仮名草子・浮世物語(1665頃)一「主君の気に入りて、知行を取り、しゅっとうしける程に」
③ 要路にあって政務に当たること。主君の傍にあって、政務やさまざまな要務にあずかる役職。また、その人。
※甲陽軍鑑(17C初)品一一「叔父や従弟などの出頭を笠にきて」
④ 主君から特別の寵愛を受けていること。また、その人。
※浮世草子・武家義理物語(1688)四「御寐間ちかふめされ出頭(シュットウ)時を得て。人もうらやむ仕合(しあはせ)なるに」

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