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再生【さいせい】

デジタル大辞泉

さい‐せい【再生】
[名](スル)
衰え、または死にかかっていたものが生き返ること。蘇生(そせい)。「汚染していた川がやっと再生した」
心を改めて正しい生活に入ること。更生。「再生の道を歩む」「再生の恩人」
再びこの世に生まれること。再誕。
廃物を加工して、再び同種のものをつくり出すこと。「再生紙」
録音・録画したテープやディスクを装置にかけ、もとの音声・画像を出すこと。「ビデオを再生する」
生体の一部分が失われた場合、その部分が再びつくりだされる現象。トカゲの尾、カニの脚などでみられる。
心理学で、過去に学習または経験したものを思い出すこと。→再認

出典:小学館
監修:松村明
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岩石学辞典

再生
花崗岩,片麻岩,片岩などの既存の岩石が熔融して,その場で新しいマグマが発生すること[Sederholm : 1907].他に既存の火成岩の再流動化作用をパリンジェネシスと呼ぶことがあり,再熔融した岩石が岩脈となって火成活動の後に再び貫入することがある[Mehnert : 1968].再生作用ともいう.ギリシャ語のpalinは再び,genesisは誕生の意味.

出典:朝倉書店
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ブランド用語集

再生
再生とはブランド再生のことをいう。ブランド再生の項参照。

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カメラマン写真用語辞典

再生
 デジタルカメラなどで撮影・保存した静止画・動画などの画像を、背面の 液晶モニター などで視認するために行う動作。ほとんどのデジタルカメラは、撮影後すぐに撮影画像を再生して写り具合を確認することができるし、その操作もボタンひとつだ。

出典:カメラマンWeb
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世界大百科事典 第2版

さいせい【再生 regeneration】
なんらかの理由で失われた生物体の部分が,生物自身によって復元される現象。一般に組織化の程度の低いものほど再生能が高い。たとえばアメーバやカサノリなどの単細胞生物の細胞個体は,核を含んでいるかぎり,かなり小さな断片からでも完全な個体を再生する。同様に,海綿動物,腔腸動物,扁形動物,環形動物の仲間には,小さすぎない任意の小片から,その小片の大きさに見合ったサイズの個体を再生するものがみられる。 再生現象は無性生殖とも深いかかわりをもつと考えられ,一般に再生能のすぐれて高い生物は無性生殖能も高い。

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大辞林 第三版

さいせい【再生】
( 名 ) スル
死にかかっていたもの、死んでいたものが生き返ること。蘇生そせい
心を改め、くずれた生活からまともな生活に戻ること。更生。 「 -を誓う」
廃品となったものを再び新しい製品に作りなおすこと。 「 -した紙」 「 -品」
録音・録画したものを機械にかけてもとの音・画像を出すこと。 「映画の名場面を-する」 「 -装置」
再びこの世に生まれること。 → 輪廻 「弘法大師を-せしめ/文明論之概略 諭吉
失われた生体の一部が再び作り出されること。下等生物ほど再生能力が強い。
〘心〙 記憶の第三段階で、記銘され保持された経験内容を再現すること。想起。 → 記銘保持

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

再生
さいせい
rebirth
およそ生あるものが,いったん死んだのち再び生き返ることであるが,宗教では,かなり多様な事柄をさす。まず,さまざまな通過儀礼との関連で用いられ,誕生から始る人生の段階のそれぞれが死と再生の過程として理解される。とりわけ成人式や結婚式では,いずれも古い形の生の終りと,新しい形のもとでのよみがえりを示す。また,回心のような強烈な宗教体験を経た人々も,しばしばそれを再生として表現する。パウロアウグスチヌスルターなどが歴史的に知られている例である。再生はこの世で死んだのち,この世界あるいはなんらかの別の領域で,同じ形ないし何か変った形態で生れ変るとの表象を伴っている。一般に死後の生が第二の生といわれるのはこのためであり,古代インド,ギリシアなどにみられるように,それは輪廻や転生の観念とも結びつくのである。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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再生
さいせい
reproduction
心理学用語。過去経験した事物や事象,あるいは動作を再現すること。特に過去の経験を意志的な努力で正確に再現しようとするときには想起という。単なる連想願望などとの関連で自然に過去の経験が熟知感や親近感を伴いながら再現されることも多い。再認とともに,それによって記憶の有無が確かめられる。

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再生
さいせい
regeneration
生物体が組織や器官に損傷を受けたとき,その部分を修復する過程。動物の再生力には傷口をふさぐ程度のものから,体の一部から全体を修復するものまでいろいろの程度があり,生物の種類,年齢,失われた部分によって異なるが,一般には下等な,若い生物ほど再生力は強い。渦虫類 (プラナリア) や条虫類の仲間,ミミズ類,ヒトデ類などは強い再生力をもつ。両生類ではイモリが再生力が強く,実験によく用いられる。植物では広く認められる。再生の様式には,体の一部が失われたとき,傷口に未分化の細胞が集合し,この再生芽から失った部分をつくる付加形成,残った小部分が形を変え完全に体を再生する形態再編がある。また余分の器官を生じる過剰再生,失った器官と異なる器官を生じる異型再生などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

再生
さいせい
生物が体の一部をなんらかの理由によって損壊されたときに、失った部分を修復し1個体としての生活を可能にする現象をいう。しかし、ヒトの皮膚の切り傷のように体のごく小さな部分が修復される場合は、損傷治癒または癒傷とよび、体の大きな部分の修復を意味する再生と区別することが多い。また、海綿の解離細胞による個体の新生は再構築といい、再生とはいちおう区別されている。[竹内重夫]

再生の種類

シカの角(つの)の脱落のように、体の部分の損壊がその個体の生理的事情に基づく場合の再生を生理的再生とよぶ。鳥の換羽、ヒトの毛髪の抜け替わりなどもこの類に属する。これに対し、偶発的原因による損傷の補修を外傷的(病理的)再生とよぶ。外傷的再生はさらに、損傷部分の形態修復が周辺の細胞だけの再編成によって行われる形態調整と、傷周辺で分裂増殖した未分化な細胞群によって行われる真再生とに分けて考えられることがある。ヒドラの再生は前者の、プラナリアの再生、イモリの肢(あし)の再生は後者の典型的な例とされる。[竹内重夫]

再生の仕組み

傷が加えられたとき、その大小にかかわらず、まず血液あるいは体液の凝固による一時的な傷口の閉鎖に続いて、傷周辺からの上皮細胞の移動(脊椎(せきつい)動物一般)と、傷周辺での細胞分裂の増加、あるいは未分化な細胞の傷口への移動(プラナリアその他)などにより永続的に傷口が閉鎖される。これにより、水の逸失など内部環境の乱れ、あるいは外からの細菌など異物の侵襲による組織のそれ以上の破壊を防ぐ。傷口の閉鎖と同時に損傷の修復が進められる。傷周辺の毛細血管が拡充して透過性が高まり養分が与えられるとともに、食細胞によって、壊された組織の清掃が続けられ、繊維芽細胞が傷の部分へ移動する。小さい傷ならば、この傷の部分で細胞の分化を含む組織形成が行われ、周囲とつり合いのとれた組織が修復される。この意味で小さい傷の再生の研究は胚(はい)発生時の組織分化の仕組みをも明らかにすると考えられている。一方、イモリの肢の切断など大きな傷の場合、傷口の閉鎖ののち、ここに未分化な細胞が集まり増殖して再生芽をつくる。再生芽の細胞集団は周囲の組織の影響のもとに、形をつくる場合、基準となる頭~尾、背~腹、内~外という三つの軸に沿って成長し、骨や筋肉などを形成して、体全体とつり合いのとれた肢を再生することになる。したがって、大きな傷の再生の研究は、胚発生をも含めて形態形成の仕組みの理解を助けるとも考えられている。しかし再生芽は既存の体とのつり合いを保った形態形成を行うこと、またイモリの水晶体を除去すると虹彩(こうさい)から水晶体が再生してくる(化生)ことなど、再生に特有な問題も多い。[竹内重夫]

再生の調節

ヒドラやプラナリアの体には、なにかある物質の濃度や細胞の活動が頭から尾に向かって徐々に減少するという勾配(こうばい)があり、再生はこの勾配が元どおりになるように行われ、その結果、つり合いのとれた体を取り戻すと考えられている。また勾配は、細胞が場所に応じて適切に分化し、調和のとれた再生が行われるための位置情報として利用されるという考え方もある。傷の場所(場)が再生の仕方を決めている例も多い。イモリの前肢の再生芽は、その場では前肢になるが、後肢の場に移植されれば後肢になる。エビの目を深く切り取ると、目のかわりに触角が再生する(異型再生)が、これは目を深く傷つけたため目の再生の場が失われ、再生芽は触角再生の場の指示に従ったものと考えられる。最近、イモリや昆虫の肢が再生するとき、細胞は肢を中心とした極座標によって示される位置情報に従うという主張もなされている。[竹内重夫]

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