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円墳【えんぷん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

円墳
えんぷん
土を円形に盛り上げて造った墳墓盛り土の形としては自然であり,最も一般的であるので,その類型は古くからユーラシア大陸や東アジアの各地にみられるが,主として日本の古墳時代のものをいう。日本の代表的な円墳では,藤ノ木古墳キトラ古墳高松塚古墳などが有名。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

えん‐ぷん〔ヱン‐〕【円墳】
平面図が円形の古墳。斜面は湾曲せず、頂上は平らで、截頭円錐形をなす。円塚(まるづか)。

出典:小学館
監修:松村明
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防府市歴史用語集

円墳
 円形の古墳です。古墳時代の後半になると群集墳[ぐんしゅうふん]として、たくさん造られます。

出典:ほうふWeb歴史館
Copyright 2002,Hofu Virtual Site Museum,Japan
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世界大百科事典 第2版

えんぷん【円墳】
農耕社会が一定の成熟をみせる新石器時代後半から青銅器時代にかけて,盛土を有する墳墓が世界各地で築造された。盛土の平面が円形をなす墳墓(円墳)は,その中心的な形態の一つで,西北ヨーロッパの巨石墳の一部やユーラシア大陸内陸部のクルガン等がよく知られている。東アジアでは青銅器時代の華南に先駆をみ,馬王堆墳墓群のごとく前漢にも築かれたが,方墳を主体としていた中原に円墳が普及するのは後漢に入ってからである。日本では,古墳時代に截頭円錐形のものが出現し,首長や族長層に用いられたが,古墳時代後期には,横穴式石室を伴う土饅頭形の小型墳が全国的に盛行し,家族墓として,より広範な階層の人々に採用され,群集墳を形成した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

えんぷん【円墳】
丸く土を盛り上げた、土饅頭どまんじゆう形の古墳。古墳の中で最も普通の形態。 → 古墳

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

円墳
えんぷん
平面形が円形の古墳。正円形のほかに長円形のものもあり、各時期、各地方にもっとも普遍的にみられる墳形である。4~5世紀のものは、墳頂平坦(へいたん)部が広く截頭円錐(さいとうえんすい)形であり、中・小首長墳のほかに前期小形墳も多い。6世紀後半以降の群小墳では山丘腹利用のため墳端位が著しく異なるものや地膨(じぶく)れ程度の盛土(もりつち)しかもたぬものも多い。径50メートルを超す大形のものもあるが、大形円墳とされているもののなかには、低く小さい造り出しの存在を見落とした例もある。[今井 尭]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

えん‐ぷん ヱン‥【円墳】
〘名〙 古墳時代の最も多い墳墓形式の一つ。封土(ほうど)の平面図が円形で、横からみて半球状になっている塚。古墳時代以後もこの形は普通に使われている。
※街道記‐甲斐わかひこ路(1956)〈井伏鱒二〉「三つの円墳がある」

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