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内膳司【ナイゼンシ】

デジタル大辞泉

ないぜん‐し【内膳司】
律令制で、宮内省に属し、天皇の食事をつかさどった役所。うちのかしわでのつかさ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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うちのかしわで‐の‐つかさ〔うちのかしはで‐〕【内司】

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世界大百科事典 第2版

ないぜんし【内膳司】
令制の宮内省所属の官司。供御(くご)(天皇に供する物)の食事や皇后の食事の調理をつかさどる(供は後宮職の膳司がつかさどる)。職員奉膳(ぶうぜん)(長官)2人,典膳(てんぜん)(判官)6人,令史(主典)1人,膳部(伴部)40人など。飛鳥浄御原令以前から存在した膳職が,大宝令により官人等の食事をつかさどる大膳職(だいぜんしき)と,内膳司に分立した。異例の長官2人制は,令制以前から供御をつかさどった高橋氏(膳(かしわで)氏の一族)と阿曇(あずみ)氏(海人を統率した)が相並んで奉膳に任ぜられるようにはかられたものか。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

内膳司
ないぜんし

令制下、宮内省(くないしょう)の管轄で天皇の食膳の調理を担当した役所。正六位(しょうろくい)の奉膳(ぶぜん)(長官)2人が毒味を担当。調理責任者たる典膳(てんぜん)6人、令史(さかん)1人、調理をする膳部(かしわで)40人、使部(つかい)10人、直丁(じきちょう)1人、駈使丁(くしちょう)20人が所属した。高橋・安曇(あずみ)両氏以外が長官のときは奉膳ではなく、内膳正(ないぜんのかみ)と称した。奈良時代の内膳司の位置は、平城宮跡の出土木簡の記載内容と「内裏盛所(だいりもりどころ)」の墨書土器から、内裏地区の北側と推定されている。

[岩本次郎]

『奈良国立文化財研究所編・刊『平城宮発掘調査報告Ⅶ』(1976)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

うちのかしわで‐の‐つかさ うちのかしはで‥【内膳司】
〘名〙 令制における官司の一つ。宮内省に属する。供御(くご)の調理、毒味をした。職員に奉膳(または正)二人、典膳六人、令史一人、膳部四〇人その他がある。ないぜんし。
※令義解(718)職員「内膳司 奉膳二人」

出典:精選版 日本国語大辞典
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ないぜん‐し【内膳司】
〘名〙
① 令制での官司の一つ。宮内省に属し、天皇などの食事の調理、毒味などをつかさどった。奉膳(ぶぜん)二人、典膳六人、令史一人、膳部四〇人などから構成される。長官である奉膳には高橋・安曇両氏がなり、二氏以外の長官の場合は内膳正(ないぜんのかみ)と称した。内膳。うちのかしわでのつかさ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
② 明治三年(一八七〇)三月、宮内省に置かれ、天皇の食事および臣下への賜饌のことをつかさどった役所。同六年七月廃止された。

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