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内分泌腺【ナイブンピツセン】

デジタル大辞泉

ないぶんぴつ‐せん【内分泌腺】

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栄養・生化学辞典

内分泌腺
 導管をもたず,分泌物質を直接血液や間質液に放出する腺.ホルモンの分泌がこの方式

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世界大百科事典 第2版

ないぶんぴつせん【内分泌腺 endocrine gland】
体内の液性情報,すなわちホルモンを分泌する組織あるいは器官である。神経系は神経により一過性に情報を伝達するが,内分泌系はホルモンを作り,ため,必要に応じて血管に放出する。それゆえ,この液性情報は体内くまなく行き渡り,また,伝達が持続的である。ただし,情報に反応するのは,ホルモンに対する受容体をもつ組織のみである。神経系と内分泌系とは,相互に影響されることが多く,あいまって生体機能を正常に保つように働いている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ないぶんぴつせん【内分泌腺】
内分泌を行う腺。脊椎動物では脳下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎・膵臓のランゲルハンス島・生殖腺・胸腺など、無脊椎動物ではサイナス腺・アラタ体・前胸腺など。 ⇔ 外分泌腺

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

内分泌腺
ないぶんぴつせん
消化器系、呼吸器系、泌尿・生殖器系、脈管系、神経系などの諸器官系にそれぞれ付属して体内に分散している器官(腺)。「ないぶんぴせん」とも読み、内分泌器ともいう。内分泌腺はさまざまなホルモンを産生し、直接、血管やリンパ管に入り、体内を循環する。したがって、内分泌腺組織には分泌物を外部に排出する導管がないのが特徴であるが、内分泌腺組織の内部には、毛細血管が豊富に分布している。内分泌腺としては、下垂体(脳下垂体)、松果体、甲状腺、上皮小体(副甲状腺)、胸腺、副腎(ふくじん)(腎上体)、旁節(ぼうせつ)(大動脈旁体、頸(けい)動脈小体など)、膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島(膵島)、精巣(睾丸(こうがん))の間細胞、卵巣の黄体および卵胞、胎盤などがあげられる。このほかに、唾液(だえき)腺、胃、小腸、脾臓(ひぞう)などもある種のホルモンを生産するといわれる。また、神経細胞にも、本来の刺激伝達の働きのほかに、ホルモンを分泌するもののあることが明らかにされている。ヒトの間脳にある室旁核、視索上核の神経細胞は抗利尿ホルモン、子宮筋収縮ホルモンなどを分泌する。こうした内分泌腺の働きは、位置している部位とは関係のない場合も多い。脳内の松果体、頸部の甲状腺と上皮小体、胸骨の裏面にある胸腺、腎臓上端に付着する副腎などがその例である。[嶋井和世]

動物の内分泌腺

動物体内には種々の内分泌腺がある。脊椎(せきつい)動物では、視床下部、下垂体、甲状腺、鰓後(さいこう)腺、副甲状腺、膵臓、副腎、生殖腺、胎盤、松果体、腎臓、消化管、胸腺などが内分泌機能を営む細胞を含んでいる。無脊椎動物では、昆虫で脳、アラタ体、前胸腺、食道下神経節などが内分泌を行い、脱皮、変態、生殖、休眠といった諸現象を調節している。また、軟体動物の頭足類の脳と視葉をつなぐ部分にある眼腺(生殖巣の発達を促す)、甲殻類のエビやカニの眼柄(がんぺい)にあるX器官(神経分泌細胞群でその軸索の束はサイナス腺に終わる)、触角節や小顎(しょうがく)節にあるY器官が脱皮を調節するホルモンを分泌し、軟甲類の雄の生殖器官の一部に付着する造雄腺(性分化に関与する)などがよく知られている。また棘皮(きょくひ)動物のヒトデの神経組織から生殖巣を刺激する物質が分泌される。この物質は、卵巣の濾胞(ろほう)から卵成熟、配偶子放出を促す物質を分泌させることがみいだされたが、このような物質を分泌する細胞群も内分泌腺といえよう。[菊山 栄]

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精選版 日本国語大辞典

ないぶんぴつ‐せん【内分泌腺】
〘名〙 ホルモンの分泌を行なう腺。無導管分泌腺。脊椎動物では、下垂体(脳下垂体)・甲状腺・副甲状腺・副腎(腎上体)・膵臓のランゲルハンス島・精巣・卵巣・胎盤など。内分泌器官。⇔外分泌腺。〔人体の機能(1952)〕

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