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八幡【はちまん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

八幡
はちまん
岐阜県西部長良川の上流域支流の吉田川が合流する地点にある地区。旧町名。 1889年町制。 1954年相生,川合,口明方,西和良の4村と合体。 2004年3月白鳥町はじめ2町4村と合併し,郡上市となった。永禄2 (1559) 年遠藤盛数が築城して以来城下町として発展飛騨美濃,越前を結ぶ交通要衝であった。製材業発達し,木工玩具が輸出される。毎年8月 13日から4日間徹夜で行なわれる盆踊りの「郡上踊 (ぐじょうおどり) 」は有名で,「郡上八幡」の名で知られる観光地。オオサンショウウオの生息地は天然記念物に指定されている。区域の一部は奥長良川県立自然公園に属する。かつての街道筋に国道 156号線などが集まる交通の要地で,長良川に沿って長良川鉄道が通る。

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八幡
やわた
山形県北西部,酒田市北部の旧町域。庄内平野の北部から出羽山地にかけて広がり,北は秋田県に接する。大部分は出羽山地の山岳・丘陵地帯で,日向川 (にっこうがわ) と荒瀬川の流域に庄内平野の平坦地が開ける。 1954年一條村,観音寺村,大沢村,日向村が合体し町制。 2005年酒田松山町,平田町と合体して酒田市となった。地名は市条八神社にちなむ。中心集落の観音寺中世に城下町として発展。山林面積が広く,製材およびナメコの栽培に重きがおかれ,樹園地も増加。鳥海山 (2236m) 南麓の緩傾斜地は,大台野牧場といわれウシの放牧地に利用。湯ノ台温泉,鶴間池,玉簾の滝などの景勝地がある。平安時代の遺構である堂の前遺跡は国指定史跡。鳥海山の南東麓一帯は鳥海国定公園に属する。

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デジタル大辞泉

はちまん【八×幡】
[名]八幡宮」「八幡神」の
[副]
《八幡神に誓って、の意から》断じて。確かに。誓って。
「―忘れは致さぬ」〈紅葉・色懺悔〉
「―我らも心底変はらぬ」〈浄・鑓の権三
(八幡神に願うの意で、感動詞のように用いて)ぜひとも。どうぞ。必ず。
「―一夜のお情あれ」〈浄・嫗山姥

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ばはん【×幡】
倭寇(わこう)が船旗に書いた八幡あるいは八幡大菩薩の神号を、「ばはん」と読んだところから生じた称ともいう》
倭寇異称
戦国時代、外国に対する海賊行為のこと。
江戸時代、国禁を犯して外国へ渡ったり通商貿易をしたりしたこと。抜け荷買い。
八幡船(ばはんせん)」の略。

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やはた【八幡】
福岡県北九州市西部の地名。明治期に八幡製鉄所が開設されて以来、工業地として発展。八幡市から昭和38年(1963)北九州市八幡区となり、のち東西に分区。

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やわた〔やはた〕【八幡】
京都府南西部の市。石清水(いわしみず)八幡宮門前町淀川水運の河港として発達。住宅地化が著しい。八幡ゴボウの産地として知られた。人口7.4万(2010)。
千葉県市川市の地名。葛飾八幡宮(かつしかはちまんぐう)がある。商業地。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション

はちまん【八幡】
鹿児島の芋焼酎。伝統的な甕仕込みで醸す。仕込み水は飯倉山の湧水。白麹を使用し、常圧蒸留で造る。原料はコガネセンガン、米麹。アルコール度数25%、35%。蔵元の「高良酒造」は明治40年(1907)創業。所在地は南九州市川辺町宮。

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デジタル大辞泉プラス

八幡(はちまん)
鹿児島県、高良酒造有限会社が製造する芋焼酎。

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世界大百科事典 第2版

はちまん【八幡】
近江国蒲生郡の近世以降の町名。在は滋賀県近江八幡市湖東平野にあり,北は琵琶湖に面する。1585年(天正13)豊臣秀吉により近江20万石を与えられたの秀次は,標高283m余の八幡山に築城,山麓安土の城下町を移し,また諸役免除等の内容を有す八幡山下町掟書(はちまんさんげまちおきてがき)13ヵ条を発し,城下町経営を進めた。90年秀次は岐阜竹ヶ鼻に転封,京極高次が2万8000石をもって八幡城主に封じられたが,95年(文禄4)秀次の自刃により,縁故のあった八幡城は廃城となり,高次大津へ移った。

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やはた【八幡】
福岡県北九州市西部の地区名。1917年市制施行の八幡市が,63年門司など4市と合体して北九州市となったため,八幡区として区制を施行し,74年八幡東区八幡西区に分かれた。人口は東区8万5405,西区25万6176(1995)。洞海湾の南岸を占め,背後皿倉山(622m)などの山がそびえ,西部および北東部に低い第三紀層丘陵地が起伏する。宿場町もあった黒崎を除いて明治中期までは寒村にすぎなかったが,1897年官営八幡製鉄所(現,新日本製鉄)の建設が着工されてから急速に発展した。

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大辞林 第三版

はちまん【八幡】
「八幡神」「八幡宮」の略。
八幡神に誓って、の意
(下に否定の語を伴って)誓って。まちがいなく。 -命かけて堪忍ならず/風流仏 露伴
本当に。誠に。 -気に入申候/浮世草子・一代男 7
(感動詞のように用いて)どうか。必ず。 -一夜のお情あれ/浄瑠璃・嫗山姥

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はちまん【八幡】
岐阜県中部、郡上ぐじよう市の地名。古来美濃と飛驒を結ぶ交通の要地で、近世は城下町。郡上踊り・郡上温泉などで知られる。

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やはた【八幡】
福岡県北九州市西部の地名。八幡東区と八幡西区に分かれる。もと独立の市で製鉄所を中心に発展。

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やわた【八幡】
◇千葉県市川市の地名。
◇京都府南部の市。木津川・桂川・宇治川が合流して淀川となる狭隘部の南東部を占める。もと淀川水運の河港、石清水いわしみず八幡宮の門前町として発達。住宅地化が進む。
石清水八幡宮のこと。 -を伏し拝み/太平記 4
[句項目] 八幡の藪知らず

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事典・日本の観光資源

八幡
(長野県佐久市)
中山道六十九次」指定の観光名所。

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精選版 日本国語大辞典

はちまん【八幡】
[1] 「はちまんじん(八幡神)」「はちまんだいぼさつ(八幡大菩薩)」などの略。また、八幡神をまつった「八幡宮(はちまんぐう)」の略としても用いる。
※栄花(1028‐92頃)松の下枝「八幡に詣させ給て」
[2] 〘名〙
① 銭一五文をいう隠語。
※浮世草子・沖津白波(1702)五「てんと八幡八十匁の路銀遣残てわづか八幡(十五文の事也)」
② (蒟蒻(こんにゃく)を材料に用いるところから、近江八幡(おうみはちまん)に産する八幡蒟蒻を略したもの) 関東煮(かんとうだき)。おでん。露天商人の間でいう。
[3] 〘副〙 (本来は、八幡神に祈誓する意。八幡の神に掛けての意)
① うそ、いつわりのない意。本当に。まことに。まったく。真実。実際。
※浮世草子・好色一代男(1682)七「八まん気に入申候」
② (下に否定の語を伴って) 決して。断じて。どうあっても。
※浮世草子・武道伝来記(1687)二「八幡のがさじと刀ぬきかさして」
③ (八幡に願う意で、感動詞のように用いて) 是非とも。どうぞ。かならず。
※三体詩幻雲抄(1527)「此詩は悲而如泣也八幡ぞ天もかがみたまえ」

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やはた【八幡】
[一] 福岡県北九州市の地域名。明治三四年(一九〇一)八幡製鉄所(現、新日本製鉄)の建設後急速に発展、北九州工業地帯の主要部となる。大正六年(一九一七)市制。昭和三八年(一九六三)門司・小倉・戸畑・若松の各市と合併して北九州市を設置、八幡区となる。同四九年八幡東・八幡西の二区に分割。

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やわた やはた【八幡】
[1]
[一] 長野県佐久市の地名。千曲川に沿い、江戸時代は中山道塩名田と望月の間の宿駅。
[二] 長野県千曲市西部の地名。
[三] 千葉県市川市の地名。「八幡の藪知らず」で知られる。
[四] 京都府南西部の地名。木津川・宇治川・桂川が合流し、淀川と名をかえる南岸にある。中世以降、石清水八幡宮の門前町、淀川水運の河港として栄えた。京阪の近郊住宅都市。昭和五二年(一九七七)市制。
[2] 〘名〙 「やわたぐろ(八幡黒)」の略。
※歌舞伎・桜姫東文章(1817)五幕「八幡(ヤハタ)の鼻緒に欅の引摺り」

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