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光球【こうきゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

光球
こうきゅう
photosphere
普通に輝いて見えている太陽表面のこと。紅炎コロナを別にした太陽の実体にあたる。太陽放射エネルギーの源泉で中央が最も明るく,周縁部は放射方向が斜めになるため暗くなる。表面に黒点白斑がある。太陽以外の恒星でも同様に連続スペクトルを生じている部分球という。

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デジタル大辞泉

こう‐きゅう〔クワウキウ〕【光球】
太陽や恒星の表面近くので、光を発する部分。太陽では白色円板状に見え、厚さ約400キロ。光球層

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世界大百科事典 第2版

こうきゅう【光球 photosphere】
太陽や恒星の表面近くの層をいい,光球層ともいう。もう少し厳密な定義は,太陽や恒星の大部分の光を発している層ということができる。恒星は太陽も含めて高温ガス体であって光球層より深い層も光を発しているが,光球による吸収のため表面に出てこない。また光球層より浅いところにもガスがあって光を発しているが,希薄なためにその光は光球から発せられる光に比べて格段に小さい。太陽では温度6000Kの光球の発する光は主として可視光線からなり,光球とは肉眼で見える太陽の表面層であるといえる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こうきゅう【光球】
太陽の光って見える球殻状の部分。厚さは僅か約400キロメートルで高温のガス体から成る。他の恒星の同様の部分もいう。光球層。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

光球
こうきゅう
photosphere
太陽や恒星の表面を覆う大気層であり、これらの星々が宇宙空間に放射している光のエネルギーの大部分の量が、ここから直接放出されている。放射エネルギーの吸収・放射に関与している原子は、おもに負水素(中性な水素に電子1個が加わり負の電荷を帯びたイオン)である。この厚みは、超巨星を除いて、星の大きさに比べて小さい。太陽では約500キロメートルで太陽半径の約0.06%にすぎない。光球の温度が高いと紫外線をおもに放射し、低温の場合は赤外線を放射する。恒星には青白いものや赤みがかったものが見られるが、これは光球の温度の違いによる。[日江井榮二郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こう‐きゅう クヮウキウ【光球】
〘名〙
① 太陽の見かけの表面。理論的には連続スペクトルの光を出す部分の最外側にあたる。厚さ約四〇〇キロメートルのガス体で、平均温度は約六〇〇〇度K、平均密度は地表付近の大気の一万分の一程度とされる。他の恒星の同様の部分も光球という。光球層。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
② 光を出す球体。
※長い夢路(1968)〈倉橋由美子〉「太陽の如き光球をここに繋留してもよいくらいだと思った」

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