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光度【こうど】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

光度
こうど
luminosity; magnitude
天体の明るさを表わす単位。光級あるいは等級ともいう。古代ギリシアの天文学者全天で最も明るい星約 20個を1等星とし,肉眼でかろうじて見える星を6等星として,星の明るさを6段階に区分した。 19世紀に星の光量の精密な測定がされるようになり,1等星の明るさが6等星の約 100倍であることがわかり 100の5乗根 (2.512) を1等級の比と定義した。光のどの波長域でもこの定義により等級が決められるが,特に人間の眼に感じる明るさによる光度を実視等級,肉眼よりも短波長に敏感な写真測定によるものを写真等級と呼ぶ。どの星を何等星とするかについては,現在北極星付近の標準星について国際的に定められた等級を基準として決定している。

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光度
こうど
luminous intensity
光源の強度をはかるために定義された量。光源が観測点までの距離に比べて小さく,点光源と考えてよい場合,そこからある方向の単位立体角内に単位時間に放射される光のエネルギーを光度という。単位はカンデラで,白金の融点での黒体の 1cm2あたりの光度の1/60である。

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デジタル大辞泉

こう‐ど〔クワウ‐〕【光度】
一定の方向から見た、光源の明るさの度合いを表す量。単位立体角当たりの光束の値で表す。単位はカンデラ
恒星などの天体の全表面から単位時間当たりに放射される光のエネルギー。地表で観測した星の見かけの明るさは、等級で表される。ルミノシティー

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世界大百科事典 第2版

こうど【光度】
(1)物理学の光度luminous intensity 光源からどのくらい強い光が出ているかを表す心理物理量で,単位としてはカンデラ(記号cd)が用いられる。1cdは光源から光が出ていくとき1立体角内に1lmの光束があるときの光度である。この定義の中には光源の面積は入ってこない。それを面積のない点光源と仮定しているからである。光源から出ていく光の量は方向によって違ってくるので,光度をいうときにはどちらの方向に対してであるかを示しておかねばならない。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こうど【光度】
光源の強さを示す量。点光源からある方向の単位立体角内に放射される光束の大きさで表す。単位はカンデラ(記号 cd)。
天体の明るさ。天体自身の明るさをいう場合と、地球から見たときの明るさをいう場合がある。後者では普通、数値で表す場合は等級を用いる。 → 等級

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精選版 日本国語大辞典

こう‐ど クヮウ‥【光度】
〘名〙
① 光源の光の強さを表わす量。単位は燭(燭光)またはカンデラ。
※物理学と感覚(1917)〈寺田寅彦〉「細かいものの見える見えぬは其物の光度と周囲の光度との差により」
② 星の絶対等級または星の見かけ上の明るさを表わすことば。光度が一等ちがうごとに光の大きさはおよそ二・五倍かわる。六等星の光量を一とすると、一等星では一〇〇となる。

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