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先物取引【さきものとりひき】

朝日新聞掲載「キーワード」

先物取引
「1カ月先」や「6カ月先」に、前もって決めた価格で売買することを約束する取引。先物で売った人はその後に実際の価格がより下がっても損をしない。逆に実際の価格が上がると売った人は損をするが、先物で買った人は事前に安く買えたことになり、もうかる。原油や金、大豆など商品のほか、日経平均株価のような株価指数を対象にした先物取引がある。先物取引や、将来の売買の権利を取引する「オプション」、為替や債券などの売買を組み合わせた取引などを「デリバティブ(金融派生商品)」と呼ぶ。1730年ごろにでき、コメを売買した大阪の堂島米会所が世界初の本格的な先物市場と言われる。大証はその伝統を受け継ぎ、1987年に国内初の株式先物を始めた。
(2011-03-11 朝日新聞 朝刊 2総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

さきもの‐とりひき【先物取引】
将来の一定期日に現物の受け渡しをすることを約定する売買取引。その期日までに反対売買を行い、差金授受することによって決済することもできる。→実物取引

出典:小学館
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投資信託の用語集

先物取引

ある商品を、将来の一定期日に取り決めた値段で取引することを約束する契約のこと。契約によって現物・現金の受渡・決済そのものが後日に延期されている取引であり、決済以前に差金決済されれば現金・現物は不要になる。

出典:(社)投資信託協会

会計用語キーワード辞典

先物取引
先物取引とは、将来のある時点であらかじめ定めた価格である商品を売買する約定で差額「売る・買いの差額」決済を行う取引。

出典:(株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」

世界大百科事典 第2版

さきものとりひき【先物取引 future trading】
将来の特定の日に特定の対象についてあらかじめ合意した価格での取引をいい,その場が先物市場である。実物取引に対する取引方法。為替取引,株式取引(第2次大戦前の清算取引),債券取引,商品取引などにその例がみられる。商品の先物取引は,狭義には,定型組織化されたルールによって一定の場(商品取引所)で取引をし,売買参加者はいつでも自由に反対売買し代金の差額(差金)を授受することによって当初の契約を清算できる取引を指す。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

さきものとりひき【先物取引】
将来の一定期日(限月)に現品の受け渡しまたは決済を行うことを約束した売買取引。 → 実物取引

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

先物取引
さきものとりひき
将来一定の時期に約定物件の引渡しを約束した売買取引 (商品取引所法2条4項) 。商品取引所のみにおいて許され (7条1項,8条1項) ,将来の一定の時期に実物の受渡しにより決済することを制約される。ただし,売買目的物を現に転売買戻しをしたときはその差金の授受によって決済することを許されているもので,差金取引の性質をもった実物取引である。現物取引に対するもの。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

先物取引
さきものとりひき
futures (contract)
一般には、将来一定時期に約定した物品を引き渡すことを内容とした取引をいう。狭義には、取引所で行われる取引方法の一種をさす。先物取引の目的には次の二つがある。第一は、不確実な将来の状況から生じる価格変動の危険を避けるため、現在の約束で将来をつなぐことであり、第二は、この危険をむしろ利用して積極的に利益を得ようとすることである。取引所における先物取引は、将来の一定期日に現物の受け渡しをするか、その期日までに反対売買(最初が売りなら買いに回る)し、差額(差金(さきん))の授受で決済すること(差金決済)にして売買約束をする取引をいう。契約成立時に現物の授受を行う実物取引と対比される。取引清算のための売買期限を限月(げんげつ)といい、3、6、9、12月の第2金曜日の前日とされている。そこで先物市場では、つねに複数の限月取引が並行して展開されていることになる。
 証券取引所では、第二次世界大戦後の再開時に先物取引を原則として禁止した。しかし、市場の活性化を目的とした金融改革により、1985年(昭和60)以降、株式先物と債券先物の市場が開設された。前者の代表的なものは、TOPIX(トピックス)先物、日経225先物などであり、後者には10年もの国債先物などがある。
 商品取引所における先物取引は、第二次世界大戦後もとぎれることなく続けられたが、そこでは、現物先物取引、現金決済先物取引、指数先物取引、およびオプション取引が行われる。このうちオプション取引は、買う権利または売る権利を、プレミアム(割増金)を払って売買する取引である。[森本三男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

さきもの‐とりひき【先物取引】
〘名〙 商品取引所で、将来の一定の期限(限月)までに現品の受渡しをするか、その期日までに反対売買で決済することにして、商品の銘柄と値段と数量を決め売買の約束をする取引。先物売買。⇔現物取引。〔投機市場論(1926)〕

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