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【ヤサ】

デジタル大辞泉

やさ【優】
《形容詞「やさしい」の語幹》名詞の上に付いて、やさしく上品である、しとやかである、などの意を表す。「男」「女」「姿」
[形動]《近世語》やさしく、おとなしいさま。
「―なをのこが、しなせふり」〈浄・大友真鳥

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ゆう〔イウ〕【優】
[名]すぐれていること。また、成績の評価で上位を表す語。「秀良可」
[形動][文][ナリ]
美しく上品なさま。
「濡羽の黒髪、肩に振分けて後に下げたる姿、―に気高し」〈樗牛滝口入道
たくみなさま。
「常よりも―にも書い給へるかな」〈・葵〉
すぐれているさま。
「―なりとおぼゆばかりすぐれたるとは」〈・帚木〉
けなげなさま。殊勝なさま。
「ただ一騎のこらせ給ひたるこそ―なれ」〈平家・七〉
やさしいさま。→優に
「―に情ありける三蔵かな」〈徒然・八四〉

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ゆう【優】[漢字項目]
[音]ユウ(イウ)(漢) ウ(呉) [訓]やさしい すぐれる まさる
学習漢字]6年
〈ユウ〉
ものやわらか。しとやか。やさしい。「優雅優柔優美
他よりまさる。すぐれる。「優越優秀優勝優勢優先優等優良優劣
手厚い。「優遇優待
役者。芸人。「女優声優男優俳優名優
〈ウ〉梵語の音訳字。「優曇華(うどんげ)優婆夷(うばい)優婆塞(うばそく)
[名のり]かつ・ひろ・まさ・ゆたか

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世界大百科事典 第2版

ゆう【優】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

やさ【優】
〔形容詞「やさし」の語幹〕 名詞の上に付いて、姿かたちが上品ですっきりしている、しとやかであるなどの意を表す。 「 -男」 「 -女」 「 -がた」
( 形動 )
〔近世語〕 姿かたちが上品ですっきりしているさま。 「 -なをのこがしなせりふ/浄瑠璃・大内裏大友真鳥」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ゆう【優】
( 形動 ) [文] ナリ 
しとやかであるさま。上品であるさま。 「全く其-な心を尽して、其人を愛恋した故で/小公子 賤子
上品で美しいさま。優美であるさま。 「かぐや姫のかたち-におはす也/竹取」
じょうずであるさま。すぐれているさま。 「年頃添ひ給ひける御耳の聞きなしにや、いと-にあはれに思さるれば/源氏 若菜上」 → 優に
( 名 )
成績のすぐれていることを示す評語。普通、優・良・可の三段階の最上位をいうが、さらにその上に「秀」をおくこともある。

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精選版 日本国語大辞典

やさ【優】
(形容詞「やさしい」の語幹から)
[1] 〘語素〙 名詞の上に付いて、やさしく上品である、しとやかであるなどの意を添える。「やさ人」「やさ男」「やさ女」「やさがた」など。
※人情本・花筐(1841)二「『物かはと君がいひけん鶏の音の』と優(ヤサ)蔵人が詠みたりしも」
[2] 〘形動〙 やさしく、おとなしいさま。
※浄瑠璃・大友のまとり(1662)四「やさなをのこがしなせふり」

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やさし【優】

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ゆう イウ【優】
[1] 〘形動〙 非常にすぐれている、すばらしく良いとして、他からほめたたえる語。上品、優美、優雅、優婉、風流、優秀などの意を表わす。
① 上品で美しいさま。しとやかで優美なさま。また、やさしいさま。
※竹取(9C末‐10C初)「かぐや姫かたちいうにおはす也」
② 趣の深いさま。芸能などの上手なさま。たくみなさま。
源氏(1001‐14頃)葵「常よりもいうにも書い給へるかな」
③ ひときわすぐれているさま。理想的で申し分のないさま。
天徳四年内裏歌合(960)「少臣奏云、左右歌伴以優也」
④ 殊勝なさま。心がけや態度の立派なさま。
※平家(13C前)七「み方の御勢は皆落候に、ただ一騎のこらせ給ひたるこそゆうなれ」
⑤ 十分なゆとりのあるさま。→優に
[2] すぐれていること。特に、学校などで用いる評点の一つで、上位の成績につけるもの。優・良・可または、秀・優・良・可の順とする。
破戒(1906)〈島崎藤村〉二一「中には、朱で点を付けたのもあり、優とか佳とかしたのもあった」
[補注]現代口語では、連用形の副詞化した「ゆうに」の形を除いて、普通、形容動詞としては用いられない。

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ゆう‐・す イウ‥【優】
〘他サ変〙
① あつくもてなす。優遇する。
※続日本紀‐慶雲四年(707)四月丙申「賜正六位下山田史御方布鍫塩穀、優学士也」
② ほめる。
※左経記‐長元四年(1031)一二月二六日「毎年失礼、雖然優而不被処恐」

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