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修飾語【しゅうしょくご】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

修飾語
しゅうしょくご
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文法用語。「とてもきれいな絵」で,「とてもきれいな」はどのような絵なのか,「とても」はどれほどきれいなのかを示している。このように,文中で他の語句の表わす内容に限定や説明を加える語句を修飾語といい,修飾されている語句を被修飾語という。この際,(修飾語+被修飾語) 全体の文法的機能は,被修飾語のそれと一致する。「とてもきれいな」のように体言にかかるものを連体修飾語 (形容詞的修飾語) ,「とても」のように体言以外の品詞にかかるものを連用修飾語 (副詞的修飾語) という。「たくさん実のなる木」「あの狩人の捕えたおおかみ」のように,連体修飾語,連用修飾語がである場合もある。

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デジタル大辞泉

しゅうしょく‐ご〔シウシヨク‐〕【修飾語】
文の成分の一。ある語句の概念内容、または陳述の態度について意味を限定するもの(連語または文節についていう)。体言を修飾するものを連体修飾語(形容詞的修飾語)、用言を修飾するものを連用修飾語(副詞的修飾語)という。

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世界大百科事典 第2版

しゅうしょくご【修飾語】
文法用語。一まとまりの意味を表す2文節以上の連接において,一方が他方に従属しつつその意味内容をいい定めているとき,前者は後者を〈修飾する〉といい,前者を修飾語,後者を被修飾語という。言語によっては,修飾語が後行する場合もあるが,日本語では修飾語は常に被修飾語に先行する。日本語の修飾語のうち,体言を修飾するものを連体修飾語,体言以外(おもに用言)を修飾するものを連用修飾語とよぶ。 連体修飾関係において,〈黒き(瞳)〉〈悲しむ(人)〉などは〈瞳黒し〉〈人悲しむ〉という叙述を一つの観念に凝縮したもので,〈黒き〉〈悲しむ〉という修飾語は,被修飾語の性質状態を記述説明している。

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大辞林 第三版

しゅうしょくご【修飾語】
文の成分の一。ある語句の概念を限定したり、意味をくわしくしたりする語。「白い花」「とても疲れた」の「白い」「とても」などの類。体言を修飾するものを連体修飾語、用言を修飾するものを連用修飾語という。 ⇔ 被修飾語

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

修飾語
しゅうしょくご
文の成分の意味を限定して述べるのに用いる語。「ある日」「春の花」「美しい人」のような連体修飾語と、「道に捨てる」「早く起きる」「ゆっくり走る」などの連用修飾語とがある。連体修飾語としては、連体詞、体言+の、形容詞、形容動詞、動詞の連体形があり、連用修飾語には、体言+格助詞、形容詞や形容動詞の連用形、副詞がある。「父が 突然 大声をあげた」の場合、「突然」「大声を」と同じ資格で「父が」も「あげた」を修飾しており、連用修飾語としては同じに扱うべきだという考え方と、「父が」は連用修飾語ではなく、主語として別に扱うべきだとする説とがある。また、連用修飾語には、「兄弟とだけ遊ぶ」「のんびりできない」のように、副助詞や係助詞が下接する場合や、「突然できごと」「父と対話」のように、「の」をつけて連体修飾語として用いる場合もある。[鈴木英夫]

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精選版 日本国語大辞典

しゅうしょく‐ご シウショク‥【修飾語】
〘名〙 文の成分の一つ。ある語句の概念内容、または陳述の態度について意味上の限定を与える。大別して体言に対する修飾語を連体修飾語(または、形容詞的修飾語)、その他の修飾語を連用修飾語(または、副詞的修飾語)という。日本語では、修飾語は被修飾語に先行するのを原則とする。〔広日本文典(1897)〕

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