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信用取引【しんようとりひき】

知恵蔵

信用取引
投資家が委託保証金(約定代金一定割合)を担保として証券会社から資金を借りて株式を買う、あるいは株式を借りて売ること。株価が予想通りに変動すれば得る利益は大きいが、逆に動いた場合には大きな損失が出る。予想と逆に動いた場合には、担保の積み増し(追証)を求められることがある。一般に市場が下がり過ぎたと見られる状況では信用買いが増加し、上がり過ぎと見られる状況では、信用売り(空売り)が増加することで需給バランスを安定化させる機能も期待されている。
(熊井泰明 証券アナリスト / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

朝日新聞掲載「キーワード」

信用取引
投資家が証券会社からお金や株を借りて売買する取引。投資家は証券会社に現金などを担保(委託保証金)として差し入れる。担保の3倍程度の取引が可能で、少ない元手で大きな取引ができるのが利点だが、予想が外れた時の損失も大きくなりやすい。損失拡大で追加の担保を求められることもある。
(2013-02-08 朝日新聞 朝刊 1経済)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

しんよう‐とりひき【信用取引】
信用による取引。
証券会社が顧客に一定の委託保証金を預託させ、買付代金または売付株券を貸し付けることによって行わせる株式取引。

出典:小学館
監修:松村明
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外国為替用語集

信用取引
顧客が証券会社に委託保証金もしくはその代用の証券を担保として預け、証券会社から株券あるいはお金を借りて、株式の売り買いをする取引。手持ちの資金以上の取り引きができるので、成功すればそれだけ成果が期待できる一方、失敗した場合のリスクも大い。値上がりを期待して、資金を借りて株式を購入する空買い(からかい)と、値下がりを期待して、株式を借りて売却する空売り(からうり)がある。

出典:(株)マネーパートナーズ

会計用語キーワード辞典

信用取引
信用取引とは、取引を現金決済で行わず、相手方与信を与える取引のこと。

出典:(株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」

ワイジェイFX用語集

信用取引
顧客が証券会社に委託保証金若しくはその代用の証券を担保として預け、
証券会社から株券あるいはお金を借りて、株式の売り買いをする取引の事を言います。
(手持ちの資金以上の取り引きができるので、大きな成果が期待できる一方、失敗した場合のリスクも大きい)

出典:ワイジェイFX株式会社
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世界大百科事典 第2版

しんようとりひき【信用取引】
証券会社が顧客に信用を供与して行う株式の売買取引。具体的には,顧客が株式の売買を行う際に,証券会社が売付株券または買付代金を貸与し,これによって現株または資金の全額をもたない者にも売買を可能にした取引である。信用取引の決済は,反対売買(信用買いの場合は転売,信用売りの場合は買戻しという)を行い差金授受で済ますのが通例で,その意味では,第2次大戦前行われていた清算取引とも似ているが,証券会社間の売買はあくまで普通取引(4日目受渡し)の形をとっている点において,清算取引と異なっている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しんようとりひき【信用取引】
売買や契約などで、代金を後日に支払う取引。特に、証券会社が顧客に信用を供与して行う有価証券の売買。マージン取引。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

信用取引
しんようとりひき
margin trading
証券会社が顧客に信用を供与して行なう取り引き。株式投資の形態の一つ。顧客が証券会社に一定の委託保証金を拠出し,投資資金の融資や貸株(株式を貸す仕組み)を受けて株券の売買を行なう。特定銘柄を買いたいが十分な投資資金がない顧客は融資を受けて株式を購入し,購入した株式を証券会社に担保として差し入れる。また,特定銘柄の値下がり予想に基づいて株式を売りたいが,売ろうとする銘柄を保有していない顧客は,その銘柄の貸株を受けて売却,売却代金を証券会社に担保として差し入れる。あらかじめ定められた一定期日が到来すると,融資を受けた顧客は融資の返済の一方で株式を決済し,貸株を受けた顧客は借りた株式を返済し現金を決済する。一定の委託保証金によって,それを大きく上回る金額の投資ができるというレバレッジ効果があり,株式市場の流動性が高まる。ただし,信用取引ができる銘柄(→信用銘柄)は限定されている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

信用取引
しんようとりひき
証券取引所における取引方法の一つ。金融商品取引法(および金融商品取引法第161条の2に規定する取引およびその保証金に関する内閣府令)では、証券会社が顧客に信用を供与して行う有価証券の売買であると規定されている。現在、株式売買における決済日の違いに基づく取引の種類には、普通取引、当日決済取引、発行日決済取引の3種類があり、普通取引がその中心となっているが、信用取引は、普通取引の決済方法の一つである。顧客は一定の委託保証金を積んで信用供与を受け、信用売り・信用買いを行い、受渡日に証券会社から買い代金または売り株券を借りて、普通取引として決済を済ませる。証券会社との貸借関係は、定められた期間内(制度信用取引の場合は最長6か月であるが、一般信用取引の場合には期限の定めはない)に反対売買によって売買差金を決済するか、あるいは信用買いの場合は買付け代金を支払い、現株を引き取る(現引き)か、信用売りの場合は売り株式を引き渡す(現渡し)かの方法で決済する。信用取引はアメリカの証拠金取引に倣ったもので、関西ではマージン取引ともよばれている。信用取引は実物取引とはいっても、実際には空(から)売り・空買いができるので投機性をもった取引といえる。第二次世界大戦前の清算取引にかわって、1951年(昭和26)6月から実施された。証券市場に仮需給をおこさせることによって、流通面での円滑化や拡大を図ったものである。信用取引は証券業者の信用供与が前提であるが、個々の証券業者は顧客のすべての需要に応ずることができないから、信用供与に必要な融資または貸し株を行う金融機関として、証券金融会社が設けられている。[桶田 篤・前田拓生]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しんよう‐とりひき【信用取引】
〘名〙 証券業者が客から一定の証拠金(委託保証金)をとって、客に株の買い入れ代金や、株券を貸し付けて行なう販売取引のこと。〔英和商業新辞彙(1904)〕

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