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信号【しんごう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

信号
しんごう
signal
コミュニケーションにおいて,いろいろな量や系の状態に情報としての意味をもたせたもの。電圧などのような連続量で表わすものをアナログ信号パルスのような離散量で表わすものをデジタル信号という。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しん‐ごう〔‐ガウ〕【信号】
[名](スル)
色・音・光・形・電波など、言語に代わる一定の符号を使って、隔たった二地点間で意思を伝達すること。また、それに用いる符号。サイン。「信号を送る」「危険信号
「わたり鳥へ―してるんです」〈賢治銀河鉄道の夜
道路・鉄道線路などで進行の可否を知らせる機械。信号機。シグナル。「信号無視」「赤信号

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監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

しんごう【信号 signal】
(1)コミュニケーションにおいて用いられる記号signの一種。一般に,ある事物Aが別の事物Bを意味するとき,AをBの記号と呼び,BをAの指示対象referentと呼ぶ。たとえば〈いぬ〉という言葉はイヌという動物の記号であり,後者は前者の指示対象である。人間が用いる記号は通常,〈象徴symbol〉と〈信号signal〉に分類される。象徴が指示対象を表象しそのイメージを喚起することによって,論理的・抽象的思考を可能にするのに対し,信号は特定の感情を表現したり行動を指示したりすることによって話し手の態度や聞き手との社会関係を表示し,環境への有効な適応を可能にするものである。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しんごう【信号】
( 名 ) スル
離れた二者以上の者の間において、定められた符号によって互いに意思を通ずる方法。色・形・光や、音・電波などによる方法が用いられる。合図。シグナル。 「 -を送る」 「発光-」 「停止-」 「山に登つて、遥かに敵に-する事であつた/肉弾 忠温
交通整理のための合図をする機械。 「 -をよく見て渡りましょう」
音声・画像・データを送受信可能なように、電気的波形としたもの。電気信号。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

信号
しんごう
signal
隔たっている双方の間で、光、形、音、電波などを符号として用いてお互いに意思を通じさせる方法。また、そのような符号やサインや合図をさす。ただし、身体を用いて行う信号は一般に身ぶり、表情、ゼスチュアとして区別される。鉄道や道路などでのいわゆる交通信号、または踏切の信号のように機械が通行の可否を示したり、あるいは道路標識のように表示で運行の条件を知らせるものもある。
 文明が発達する以前の信号は、人間の視聴覚によって伝達できる範囲の単純なもの、たとえば火、煙、旗、あるいは太鼓、ほら貝、角笛、鐘、板木(ばんぎ)、拍子木(ひょうしぎ)などであったが、文明の発達とともに距離的にも広がり、システム的にも複雑化し、信号もさまざまな人為的符号や機器の手段を借りるようになった。文明社会の代表的な信号として、モールス信号、航空・航海用灯火や点滅信号、大砲やロケット弾による信号、汽笛やクラクション、救急車やパトカーなどのサイレン、ガス漏れ警報器などがあるが、なかでも電気通信部門信号の発達が著しい。
 ここで信号の本質は何かと考えてみると、信号とはメッセージを単純化して発することということができよう。動物界では、生殖シーズンに婚姻色などの信号を発し異性を引き付け合う。あるいは他の集団が近づいた場合、警戒の信号を出す。攻撃の場合には威嚇(いかく)の信号を発し、順位やテリトリー争いの場合にも敗れたほうは降伏の信号を出す。言語というコミュニケーション手段をもつ人類が信号を用いる場合は、距離的・条件的に言語が通じにくい場合、緊急を要する場合、文明の装置の使用の安全を図るためなどである。ただしメッセージは相手が受け入れた場合にのみコミュニケーションとして成立する。したがって現代社会の信号には、メッセージが不伝達になったり誤解を生じないように、いっそうの単純化・明確化・強化などさまざまなくふうがなされている。[奥野卓司]

電気通信

信号の伝送には人間の力や五感以外の媒体が必要で、それがのろしであったり、旗の図柄であったり、電線を伝わる電流であったり、さらに電波であったりするのであるが、それを信号とよぶためには、なんらかの約束事である符号化が必要である。電話で話をするとき、信号を送るとはいわないが、モールス符号そのものをモールス信号などということもある。
 信号には、人間が言語や文字で表す事柄をある範疇(はんちゅう)に属するものに区分けし、おのおのにはっきりとした短い呼び名を与えて、伝送の容易性や認識性を向上させる性質がある。モールス通信においてよく知られているSOSの信号は遭難信号とよばれ、船舶等が遭難している事実を明確に伝える。また、無線電話による音声であっても「メーデー」という一定のことばを使用することによって遭難信号とよばれる。
 通信工学において信号とは、相手方に伝送すべき音声や音響、文字および画像、動画などの情報を、なんらかのセンサーによって電流の強弱や周波数の変化に変換した電気的な情報をいう。これが、変調、送信、受信、復調という手段を経て形態を変えながら伝えられ、最終段階として相手方に元の状態に復原して伝えられる。このとき信号とは、通信システムにおいて、搬送波とか、雑音とか、スプリアス(不要輻射(ふくしゃ))とか以外の、直接情報を伝える主体を意味するのである。[石島 巖]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しん‐ごう ‥ガウ【信号】
〘名〙
① (━する) 隔っている双方の間で、一定の光、形、色、電波、音などの符号を用いてお互いの意思を通じさせること。また、その方法、符号や合図。サイン。〔五国対照兵語字書(1881)〕
※鎚一下(1913)〈森鴎外〉「発車の信号(シンガウ)が響いた」
② 特に鉄道や道路などで、赤、青、黄などの色を用いて通行の可否や条件をしらせる標識。また、その機械。信号機。シグナル。
※永日小品(1909)〈夏目漱石〉霧「信号(シンガウ)の燈光は青でも赤でも全く役に立たない程暗くなるからである」

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