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保証【ほしょう】

デジタル大辞泉

ほ‐しょう【保証】
[名](スル)
間違いがない、大丈夫であると認め、責任をもつこと。「品質を保証する」「彼の人柄については保証する」
債務者債務を履行しない場合に、代わって債権者に債務を履行する義務を負うこと。「保証責任」

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ほしょう【保証】

民法
 保証債務または保証契約のこと。保証債務とは,債務(主たる債務者)が債務を履行しない場合に,これに代わって履行しなければならない他の者(保証人)の従たる債務をいい,保証契約とはこのような場合の債権者と保証人との間の契約をいう。たとえば,A(主たる債務者)がB(債権者)から100万円借り受けて,C(保証人)がこれを保証したとすると,Aが100万円を返済しないとCがAに代わってその返済をしなければならない。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ほしょう【保証】
スル
まちがいなく大丈夫であるとうけあうこと。まちがいが生じたら責任をとると、約束すること。 利益を-する -の限りではない
債務者が債務を履行しない場合、これに代わって債務を履行するという義務を負うこと。 → 補償補説欄

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

保証
ほしょう
Bürgschaft
民法では,主たる債務が履行されない場合,その履行をなすべき責任を負担すること (保証債務) ,あるいはそのことを約束する契約 (保証契約) をいう。保証債務は人的担保制度の典型であり,一般に保証人の全財産が引当てとなるが,特定の財産だけを主たる債務の引当てとして債権者に提供する保証 (→物上保証人 ) もある。なお保証人が独立に債務を負う損害担保契約も保証と呼ばれる (→身元保証 ) 。保証債務を負担する保証人になれる資格は,一般に制限はないが,特に主たる債務者が保証人を立てる義務を負う場合には,原則として行為能力者で,弁済の資力をもっている者に限られる (450条1項) 。保証は主たる債務の担保のため債権者と保証人との間の保証契約によって行われ,この契約によって保証人は債権者に対して保証債務を負担する。これには,通常の保証と連帯保証がある。通常の場合は,保証人は主たる債務者の債務について補充的に履行をすべき債務を負担するにすぎないので,催告の抗弁権および検索の抗弁権を行使できるが,連帯保証人はこれらは認められない。また保証人の債務は主たる債務の存在を前提とし (付従性) ,同一の内容をもつ (同一性) ので,主たる債務より重いことはなく,主たる債務が消滅すればそれとともに消滅する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

保証
ほしょう
債務者(主たる債務者)が債務を履行しない場合に、これにかわって履行するよう他の者(保証人)が従たる債務(保証債務)を負担すること、またはそのような制度をいう(民法446条~465条)。したがって保証債務は主たる債務の存在を前提とする。人的担保手段のうちもっとも代表的なものである。なお、たとえば身元保証のように、主たる債務の存在をかならずしも要件とせず、保証人が独立に債務を負担する場合をも含めて保証とよぶことがある。さらに、より通俗的には担保と同義に用いられることもある。保証債務は保証人と債権者との間の契約(保証契約)によって成立する。ただし、主たる債務が初めから存在しないときには、保証債務も成立しない(付従性)。保証契約により、保証人は主たる債務を履行すべき債務を負うが、保証債務は主たる債務者が弁済しないときに初めて弁済するものであるから(補充性)、保証人は催告の抗弁権と検索の抗弁権を有する(同法452条・453条)。保証人が保証債務を履行した場合には、主たる債務者に対して求償していくことができる(同法459条以下)。[淡路剛久]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ほ‐しょう【保証】
〘名〙
① 保と証。保人と証人。あかしをたてること。引き受けること。また、その役目の人。
※律(718)名例「其蔵匿罪人。若過致資給。或為保証
② (━する) まちがいがないということをうけあうこと。将来の行為や結果について責任を持つこと。
※牙氏初学須知(1875)〈田中耕造訳〉四上「必ず雌蕊の柱頭に、雄蕊の花粉を受容するにあらざれば、雌花は萌芽すべき種子を生ずること能はざるを、実験保証せしは百年以来なり」
※手紙(1911)〈夏目漱石〉二「道楽をしない保証の付いた人でなければ遣らない」 〔張元晏‐謝僕射啓〕
③ (━する) 債務者が債務を履行しない場合に、債務者以外の者が本人に代わってこれを履行するため、債権者に対し従たる義務を負担すること。
※民法(明治二九年)(1896)四五九条「保証人か主たる債務者の委託を受けて保証を為したる場合に於て」
※当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉五「ひたぶるにこひいのりしかど、保証頑然聴かずして曰く」
⑦ 固定給と売上歩合で成り立っている賃金のうち、固定給部分をいう。

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