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伊勢志摩国立公園【いせしまこくりつこうえん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

伊勢志摩国立公園
いせしまこくりつこうえん
三重県志摩半島東部一帯と度会郡の一部を占める自然公園面積 555.44km2。1946年指定。複雑な変化に富んだ海岸線や入江,岬,大小の島々,伊勢神宮真珠養殖などが観光の中心。伊勢神宮は古来信仰の中心地で,内宮・外宮の簡素な神殿と森厳な環境に恵まれている。境内に続く原生林は学術的に価値がある。志摩半島では,的矢湾奥の伊雑浦(いぞうのうら)にある伊雑宮(いざわのみや),五ヶ所湾英虞湾鳥羽湾などのリアス海岸と,静かな入江に浮かぶ真珠養殖施設,太平洋の荒波によって荒削りされた安乗崎大王崎海食崖などがある。気候が温暖なため,ツバキ,ハマユウなどの南国植物が目につく。イセエビアワビなど海の幸に恵まれている。伊勢市鳥羽市が観光の拠点。賢島にはホテル,ゴルフ場があり,伊勢,鳥羽には旅館が多い。

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朝日新聞掲載「キーワード」

伊勢志摩国立公園
1946年11月20日、全国13番目の国立公園に指定された。戦後では。面積は陸域5万5544ヘクタールと周辺海域。現在33カ所ある国立公園で民有地割合が最も高く96%(公有地4%)。開発規制の厳しい特別保護地区や特別地域は3割で、規制が緩い普通地域が7割。環境省などによると、区域内の人口は約10万人。
(2016-11-16 朝日新聞 朝刊 三重全県・1地方)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

いせしま‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【伊勢志摩国立公園】

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大辞林 第三版

いせしまこくりつこうえん【伊勢志摩国立公園】
伊勢神宮と志摩半島のリアス式海岸を中心とする公園。二見ヶ浦・英虞あご湾・鳥羽とば港などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

伊勢志摩国立公園
いせしまこくりつこうえん
三重県中東部、伊勢神宮を中心とする地域と志摩半島、熊野灘(くまのなだ)沿岸からなる国立公園。1946年(昭和21)指定、1977年南島(なんとう)町(現南伊勢町)地区を追加。面積555.44平方キロメートル。この公園の特色は、地形的には日本でも代表的な屈曲の多いリアス式海岸と、その背後に展開する標高30~50メートルの広い海成段丘からなる平坦(へいたん)面(隆起海食台地)の存在で、横山(203メートル)、金比羅(こんぴら)山(99メートル)などの孤立した山頂からの景観は女性的な美しさである。植生的には伊勢市の神宮林の暖帯性常緑広葉樹林と志摩海岸の暖地性植物群落が貴重である。とくに神宮林は千古斧(おの)を入れぬ広い天然林で、シイ、カシ、サカキなど、この地方の森林生態を残し、またトキワマンサク、ドウダンツツジなどの自生地もあり、学術上興味深い。観光的には二つの面をもつ。一つは伊勢神宮とその付属施設で、日本文化の伝統の集積がみられる。もう一つは志摩地区の海岸で、的矢(まとや)湾、英虞(あご)湾、五ヶ所(ごかしょ)湾などには、内海の自然景観と真珠養殖、海女(あま)漁業などを含む沿岸漁村の産業・民俗景観があり、先志摩(さきしま)の太平洋岸では断崖(だんがい)と岩礁に荒波が砕ける男性的な美しさもある。近畿日本鉄道が英虞湾の中心賢島(かしこじま)へ通じ、伊勢自動車道、伊勢志摩スカイライン、伊勢道路、志摩パールロード、伊勢湾フェリーや高速船の就航など交通の便がよく、ホテル、民宿、レジャーランド、ゴルフ場などの施設も整い、海外からの観光客も多い。[伊藤達雄]

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精選版 日本国語大辞典

いせしま‐こくりつこうえん ‥コクリツコウヱン【伊勢志摩国立公園】
三重県東部の志摩半島、伊勢市、五ケ所湾などを含む国立公園。伊勢神宮のほか、真珠の養殖で名高い英虞(あご)湾、二見浦、大王崎などの景勝地がある。昭和二一年(一九四六)指定。

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