Rakuten infoseek

辞書

【け】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


仏教用語。存在事象などに実体はないが現象として成立していることを意味する。現象としての存在には実体がないということに関して,古来種々に分析して説明され,それに応じていくつかの仮が立てられている。たとえば,窺基は,迷いの世界の人々は,本来実体のない存在や事象をあたかも実体があるように誤って考え,それに執着するが,実はあらゆる存在や事象に実体はないとし,しかしながら実体はなくとも,それらは種々の直接間接の原因によって成立したのであって無ではないと主張する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

か【仮〔假〕】[漢字項目]
[音](漢) (呉) [訓]かり
学習漢字]5年
〈カ〉
本物・本式ではなく一時的な間に合わせ。一時的な見せかけ。「仮称仮性仮説仮題仮定仮名仮面
一時的に。「仮寓(かぐう)仮設仮泊仮眠
かりる。「仮借(かしゃ)
ゆるす。「仮借(かしゃく)寛仮(かんか)
〈ケ〉1に同じ。「仮病虚仮(こけ)
〈かり〉「仮初(かりそめ)仮寝仮処分
[難読]仮字(かな)仮令(たとい・たとえ)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

かり【仮】
《「借り」と同語源》
間に合わせであること。「の住まい」「の措置」「調印」
本当のもの、本来のものではないこと。「の親」「の姿」
仮定すること。「これはの話だが」→仮に

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

け【仮】
仏語。実体のないこと。名称のみであること。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

か【仮】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

け【仮】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

かり【仮】
〔「借り」と同源〕
正式なものに代えて、間に合わせに行う物事。 「 -免許」 「 -祝言」
本当のもの、本来のものでないこと。 「 -の名前」 「 -の姿」 → 仮に

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

け【仮】
〘仏〙 実体がないこと。また、そういうもの。 → 虚仮こけ仮諦けたい

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

か・す【仮】
〘他サ四〙
① 仮(かり)にあたえる。労力、能力、時間などを仮に人に提供する。貸す。
※応永本論語抄(1420)述而第七「我に、数年を、天が仮してまちっと久く生て」
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「我輩一臂の力を仮しても宜しい」
② 見逃す。ゆるす。仮借(かしゃく)する。
※日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五「其諸侯に対する一に家康在世の時のごとく一毫も仮す所なかりき」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

かり【仮】
〘名〙 (形動)
① ほんの一時的に、それときめること。永久ではないさま。まにあわせ。かりそめ。一時。臨時。→仮に
※万葉(8C後)一一・二七五六「月草の借(かり)なる命にある人をいかに知りてか後も逢はむといふ」
※徒然草(1331頃)八「匂ひなどはかりのものなるに、しばらく衣裳に薫物(たきもの)すと知りながら」
② ほんとうのものではないこと。うわべだけであるさま。にせ。いつわり。
※守護国界主陀羅尼経平安中期点(1000頃)七「仮(カリ)の宝に非ずと知りぬ」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

け【仮】
〘名〙
① (prajñāpti upacāra の訳語。実体のない仮(かり)のものであることの意) 仮であること。虚妄であること。また、そういうもの。権と同義で、方便の意にも用いる。→虚仮(こけ)仮諦(けたい)
※真如観(鎌倉初)「此百界千如に皆空仮中の三諦あり。如とは空なり。是とは中なり。相性とは仮(ゲ)なり」
※末燈鈔(1333)一「浄土宗のなかに真あり、仮(ケ)あり」
② ⇒か(暇)

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

」の用語解説はコトバンクが提供しています。

仮の関連情報

他サービスで検索

「仮」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.