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仁義【ジンギ】

デジタル大辞泉

じん‐ぎ【仁義】
仁と義。儒教道徳の根本理念。
道徳上守るべき筋道。「仁義にもとる行為」「仁義を重んじる」
他人に対して欠かせない礼儀上の務め。義理。
《「辞宜(じんぎ)」からか》ばくち打ち・香具師(やし)などの仲間の道徳・おきて。また、その仲間内で行われる初対面のあいさつ。

出典:小学館
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デジタル大辞泉プラス

仁義
日本のポピュラー音楽は男性演歌歌手、北島三郎。1969年発売。作詞星野哲郎作曲:中村千里。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

じんぎ【仁義 rén yì】
中国,古代,孟子の中心思想。孔子は人間の最上の徳として,もっぱらを説いた。孔子をつぐ孟子は,人は生まれながら善なる性の端緒を備えもつと考え,また,君主が仁政を行って民に恩沢をもたらすことこそ政治であると考えた。そこで仁義礼智の四徳から,博愛をいう仁と,正義をいうとを並べて道徳の基本理念とし,仁義を説くことによって,人が自己の人間性を完成させることを期待した。【串田 久治】 日本でも,戦国時代の武将にとっては政治規範として,江戸時代の士道論においては社会的秩序の規範として仁義がとらえられた。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

じんぎ【仁義】
儒教で、実践道徳として最も尊ぶ仁と義。
人間が守るべき道徳。
他人に対して礼儀上なすべきつとめ。義理。
辞儀の転か 博徒・香具師やしなどの間で行われる初対面の挨拶あいさつ
博徒仲間などの社会に特有の道徳。 渡世の-
[句項目] 仁義を切る

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

じん‐ぎ【仁義】
〘名〙
① 仁と義。「仁」はひろく人や物を愛すること。「義」は物事のよろしきを得て正しい筋道にかなうこと。孟子の主要な思想で、儒教で最も重んじる徳目。
※続日本紀‐慶雲三年(706)三月丁巳「道徳仁義、因礼乃弘。教訓正俗、待礼而成」
※太平記(14C後)一「仁義は大道の廃れたる処に出で」 〔孟子‐梁恵王・上〕
② 世間一般の道徳。社会生活を送るうえで必要な良識や義理。
※蓮如御文章(1461‐98)二「ことにほかには王法をもておもてとし、内心には他力の信心をふかくたくはへて、世間の仁義をもて本とすべし」
③ (「じんぎ(辞宜)」からか) 博徒、香具師(やし)、ある種の職人など特殊な仲間のあいだの道徳。また、その間で行なわれる初対面の挨拶(あいさつ)
※香具師奥義書(1929)〈和田信義〉香具師細見「香具師仲間で取り交はす挨拶、即ち遊人や土方仲間ではジンギと云ふものを稽古する」

出典:精選版 日本国語大辞典
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