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仁義【じんぎ】

日本大百科全書(ニッポニカ)

仁義(儒教)
じんぎ
儒教思想のもっとも中心的な徳目である(他者への親愛)と(道徳的規範意識)を並称したことばである。もとは中国、戦国時代の儒者である孟子(もうし)の説。彼は先達の孔子(こうし)が強調した仁の思想を継承し、さらにそれに義を加えることにより、仁の思想のもつ情意性と規範性を明確化した。また彼は仁義に礼、智(ち)を加えて四徳を説き、この四徳を成就(じょうじゅ)する可能性が万人に内在しているとした。君主はこの仁義によってこそ天下を治めることができるというのが彼の王道論である。仁義は、以後ながく儒家の根本的な主張となった。またのちに、これに礼、智、信を加えて五常という。[土田健次郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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