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二双四重【にそうしじゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

二双四重
にそうしじゅう
親鸞の立てた教相判釈 (きょうそうはんじゃく) の名。釈尊が一生涯に説法したすべての教説聖道門と浄土門とに分け,前者を竪 (じゅ) ,後者を (おう) として,そのそれぞれに,段階を経て悟りに達する漸教を意味する出 (しゅつ) と,ただちに悟りに達する頓教である超 (ちょう) とを配したもの (→頓教・漸教 ) 。すなわち,竪出,横出,竪超,横超の4種であり,親鸞の教理は,他力によって浄土に往生し,すみやかに悟りに達する横超であるとする。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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精選版 日本国語大辞典

にそう‐しじゅう ニサウシヂュウ【二双四重】
〘名〙 仏語。
① 真宗の教判。竪超(じゅちょう)と横超の二超と、竪出・横出の二出とよりなるもので、竪は聖道の自力門、横は浄土の他力門、出は漸次を修行の階程を経て悟りに至る教え、超は速やかに悟りを得る教えの意で、阿彌陀仏の本願を信ずる他力の教えこそ横超の教えであるとするもの。
② 真言宗の教判。衆生の宗教心の発達過程を一〇種に分け、密教の第十秘密荘厳心を終極とした十住心の教判によって、さらにこれを二種の竪横に分類して、竪竪・横竪・竪横・横横の四つを説くもので、竪は差別、横は平等を意味し、十住心の絶対平等を説く横横を強調するもの。

出典:精選版 日本国語大辞典
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