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事故【コトユエ】

デジタル大辞泉

こと‐ゆえ〔‐ゆゑ〕【事故】
よくないことが起こること。さしさわり。じこ。多く「ことゆえなし」の形で用いられる。
「相構へて、―なく返し入れ奉れ」〈平家・九〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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じ‐こ【事故】
思いがけず生じた悪い出来事。物事の正常な活動・進行を妨げる不慮の事態。「事故を起こす」「事故に遭う」「飛行機事故
事柄の発生した理由。わけ。子細(しさい)。
「止む事を得ずこれを許可し―を三家…に告(つぐ)るにぞ」〈条野有人・近世紀聞〉

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大辞林 第三版

ことゆえ【事故】
(多く「ことゆえなく」の形で)さしさわり。事故じこ。 「母子ともに-なく侍りけり/著聞 8
…であるため。…であるから。 「何分子供の-、お許し下さい」

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じこ【事故】
悪い出来事。思いがけず起こった災難。 「交通-」 「 -を起こす」
事の起こった事情。事の理由。 「止やむを得ざるの-ありて外出す/花柳春話 純一郎

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精選版 日本国語大辞典

こと‐ゆえ ‥ゆゑ【事故】
〘名〙
① ことの子細。さしさわり。別条。じこ。→ことゆえ無し
※百座法談(1110)三月二四日「もろもろの鬼神他方にはらひしりそけられて王躰(たまのすがた)つつがおはしまさず男官女識ことゆへ候らはじとなむおぼえ候」
② (形式名詞化した用法) 単にあることの理由をあらわす。…であるため。
※源氏(1001‐14頃)若紫「何か、浅う思ひ給へむ事ゆへ、かうすきずきしきさまを見えたてまつらむ」

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じ‐こ【事故】
〘名〙
① 事柄の起こった理由。事のゆえ。わけがら。子細。
※令義解(718)賦役「凡丁匠赴役。有事故到闕功者。〈謂。身及親病之類也〉」
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一三「止むを得さるの事故(ジコ)ありて外出す」 〔韓愈‐上張僕射書〕
② 悪い出来事。特に、人の意図によらずに起こった、正常な活動が損なわれるような事態。事件。アクシデント。故障。
※続日本紀‐養老五年(721)二月甲午「詔曰、世諺云、歳在申年、常有事故
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇「一旦事故(〈注〉フイノコト)あれば、忽ち赤貧となるもの、甚だ多し」 〔周礼‐秋官〕

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じこ・る【事故】
〘自ラ五(四)〙 (「じこ(事故)」の動詞化) 事故、特に車の事故を起こす。

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