Rakuten infoseek

辞書

予算先議権【よさんせんぎけん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

予算先議権
よさんせんぎけん
両院制をとる場合において,予算を先に審議する権利のこと。大日本帝国憲法 (65条) の場合と同様,日本国憲法の場合も衆議院先議権をもつ (60条1項) 。これは国民の負担に関する財政法案の審議についてはより直接的に民意が反映する下院意思を尊重すべしとする思想に基づき,近代以降のほとんどの国で認められている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

よさん‐せんぎけん【予算先議権】
二院制において、下院上院に先立って政府から予算の提出を受け、これを審議する権能。日本では衆議院に認めている。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

よさんせんぎけん【予算先議権】
二院制において、一院が他の一院に先立って予算の審議を行う権能。通常、下院が有し、日本では衆議院が有する。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

予算先議権
よさんせんぎけん
議会における予算の審議について、下院(衆議院)が上院(参議院)より先に予算の提出を受け、これを審議する権能をさす。近代国家においては、一般に下院が上院より優位にあることを認めているが、それに基づいて、予算そのほか、国民の負担に関する財政関係の法案の審議にあたっては、下院の意思を重視するのが妥当であるという考え方があり、そこから下院の予算先議権の制度が生まれた。日本においても、明治憲法(65条)、日本国憲法(60条1項)のいずれもがこの趣旨を明示している。さらに日本国憲法では、予算の議決についても、衆議院の意思が参議院のそれに対して優越的地位にたつことを認め(60条2項=自然承認)、予算に関する衆議院の特権を保障している。[池田政章]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

よさん‐せんぎけん【予算先議権】
〘名〙 二院制のもとで、下院が上院よりも先に、予算案の提出を受けて審議する権能。日本では衆議院にこの権限を認めている。〔袖珍新聞語辞典(1919)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

予算先議権」の用語解説はコトバンクが提供しています。

予算先議権の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.