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乾燥剤【カンソウザイ】

デジタル大辞泉

かんそう‐ざい〔カンサウ‐〕【乾燥剤】
水分を除去し、乾燥させるために用いる吸湿性の強い物質。塩化カルシウム濃硫酸シリカゲルなど。防湿剤
ワニス油・ボイル油などの油脂の酸化乾燥を速めるために加える金属化合物マンガンの酸化物など。ドライヤー

出典:小学館
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栄養・生化学辞典

乾燥剤
 吸湿性の高い物質で,閉じられた空間におくと,周囲の水を吸収して湿度の低い状態にする能力をもつ物質.シリカゲル,塩化カルシウムなど.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

かんそうざい【乾燥剤 desiccating agent】
物質から水分を除去するために用いられる薬品。乾燥剤自身吸湿性が強い。吸湿によって化学変化を起こすような場合を化学的乾燥剤といい,これに対し単に水を吸着するだけのもの,あるいは水のみを冷却凍結させて除く凍結乾燥剤などは,まとめて物理的乾燥剤ということもある。実験室では物質の精製その他の目的で乾燥の操作を行うことが多く,そのための乾燥剤が多く知られている。乾燥剤の性能としては,吸湿力と吸湿速度,吸湿容量などが問題にされるが,なかでも吸湿力は重要な要素である。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

乾燥剤
かんそうざい
desiccating agent

物質中の水分を除去するために用いられる物質をいう。乾燥剤は吸湿性の強い物質で、吸湿により化学変化をおこす場合を化学的乾燥剤といい、物理的な吸着や凍結などによるものを物理的乾燥剤という。前者には塩化カルシウム無水物、五酸化二リンなどが、後者にはシリカゲル、アルミナなどがある。乾燥剤の能力は、吸湿力(残存水分の量)、吸湿速度、吸湿容量の3因子によって比較される。また吸湿容量は一般に化学的乾燥剤のほうが大であるが、再生は物理的乾燥剤のほうが容易である。乾燥剤には、酸性、塩基性、中性のものがあり、適、不適があるので注意を要する。原則として酸性には酸性乾燥剤を、というように用いればよい。

 また、脂肪油の酸化乾燥を促進し、固体塗膜形成を容易にするために添加する金属化合物をいう場合がある(ドライヤーdrierと総称する)。コバルト、マンガン、鉛などの酸化物、脂肪酸塩(金属せっけん)、樹脂酸塩などが使用される。金属酸化物は主としてボイル油の製造に用いられる。脂肪油中の遊離脂肪酸と作用してボイル油中では金属せっけんの形となる。金属有機塩は油溶性であるから、乾性油に直接使用しうるが、またボイル油製造にも使用される。

[福住一雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

かんそう‐ざい カンサウ‥【乾燥剤】
〘名〙
① 他の物質から水分を吸収して乾燥させる物質。五酸化燐、塩化カルシウム、濃硫酸、シリカゲル、液体空気など。乾剤。〔稿本化学語彙(1900)〕
② 乾性油を原料にした塗料や印刷インキの乾燥時間をはやめる物質。コバルト、鉛などの酸化物、オレイン酸、リノール酸などの塩類など。ドライヤー。速乾剤。乾剤。

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

乾燥剤
カンソウザイ
desiccating agent, desiccant, drying agent, dryer, drier

水分を除去するために用いられる物質.水分を吸って,みずからが化学変化を起こす化学的乾燥剤と,物理的に吸着あるいは凍結によって乾燥する物理的乾燥剤に分類される.前者は五酸化二リンP2O5,後者はシリカゲルなどが代表的である.乾燥剤の能力は,(1)残存水分の量,(2)吸湿速度,(3)吸湿容量,の三つの因子で表される.また,再生可能かかも重要である.一般的な乾燥剤の性能順位を表にまとめる.使用の際には適・不適を判断して行わなければならない.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

乾燥剤
かんそうざい
乾燥器」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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