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【じょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


じょう
yāna
仏教用語。もと「乗物」の意。転じて,理想の状態へいたる手段,実践法,道の義に用いられる。

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デジタル大辞泉

じょう【乗】
[名]
掛け算。乗法。「加減除」
史書。歴史。
乗り物。
「古へ屈産(くっさん)の―、項羽が騅(すい)」〈太平記・一三〉
[接尾]助数詞。
同じ数を掛け合わせる回数を示す語。「二の二
車の数を数えるのに用いる。「千兵車

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じょう【乗〔乘〕】[漢字項目]
[音]ジョウ(呉) [訓]のる のせる
学習漢字]3年
乗り物にのる。「乗員乗客乗降乗車乗馬乗用騎乗搭乗同乗分乗
乗り物。また、兵車。「下乗(げじょう)一天万乗
よい機会として利用する。「便乗
掛け算をする。掛け算。「乗除乗数乗法三乗相乗累乗
記録。歴史書。「史乗日乗野乗
仏の教え。「小乗上乗大乗
[名のり]あき・しげ・のり

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世界大百科事典 第2版

のり【乗】

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大辞林 第三版

じょう【乗】
[1]
乗り物。 古へ屈産くつさんの-、項羽が騅すい/太平記 13
数を掛けること。掛け算。
人々を乗り物で悟りの彼岸に至らしめることから 仏の教え。仏教の教義。
記録を記した本。史書。
接尾
助数詞。
同じ数を掛け合わせる回数を数えるのに用いる。 三の二-
車の数を数えるのに用いる。 万-

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

じょう【乗】
[1] 〘名〙
① のりもの。のりうま。車馬。
※太平記(14C後)一三「古へ屈産(くっさん)の乗(ゼウ)、項羽が騅(すい)、一日に千里を翔る馬有といへとも」
② 史書。また、歴史。記録。
※授業編(1783)五「晉には乗(ジャウ)と云ひ、楚には檮杭(とうこつ)といひ〈略〉乗も檮杭も史冊の名なれども」 〔孟子‐離婁・下〕
③ (yāna の訳語。のりものの意) 仏語。衆生をのせて悟りの彼岸に至らせるもののことで、仏の教えをいう。のりのおしえ。
※教行信証(1224)六「是名横超他力也。斯即専中之専、頓中之頓、真中之真、乗中之一乗、斯乃真宗也」
④ かけざん。乗法。
※算法新書(1830)用字凡例「乗(ジャウ)、法の位数、多少に拘らず懸るをいふ」
[2] 〘接尾〙 車、また、兵車を数えるのに用いる。中国では、兵車一乗に士三人、卒七二人、輜重二五人がそなわる。
※太平記(14C後)三二「軽軒香車数百乗(ゼウ)、侍衛官兵十万人」 〔詩経‐小雅・六月〕

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じょう・じる【乗】
(サ変動詞「じょうずる(乗)」の上一段化したもの)
[1] 〘自ザ上一〙 =じょうずる(乗)(一)
※Wee(1924)〈細田源吉〉「こすい豊さまに十分乗じる機会が与へられたのであった」
[2] 〘他ザ上一〙 =じょうずる(乗)(二)

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じょう‐・ず【乗】
〘自他サ変〙 ⇒じょうずる(乗)

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じょう‐・ずる【乗】
[1] 〘自サ変〙 じょう・ず 〘自サ変〙
① 車、馬、船などに乗る。
※今昔(1120頃か)一「象馬に乗じて迦毗羅国の境を出て」
※日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉一「一漁人あり艇に乗じて来る」
② 事を行なう際に、ある状況や情勢を巧みに利用する。また、その時の情勢にまかせる。便乗する。
※徒然草(1331頃)八〇「運に乗じて敵(あた)を砕く時」
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)六「ふたりは興に乗(ジャウ)じ、目に見るごとにめづらしと」
※小学読本(1884)〈若林虎三郎〉五「夜に乗じて行在所の御庭に入り」
[2] 〘他サ変〙 じょう・ず 〘他サ変〙 掛け算をする。掛ける。
※窮理通(1836)一「一星、太陽を距たる歳輪半径四十万と為し〈略〉円周法を倍して、四十万を以て之れに乗じて法と為せば」

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のせ【乗】
〘名〙 (動詞「のせる(乗)」の連用形の名詞化)
① 飲食することをいう、人形浄瑠璃社会の隠語。
※滑稽本・人情穴探意の裡外(1863‐65頃)三「飲食(ノセ)と来たらいつでも取かたりぢゃ」
② 人を招待した際に出す酒食・弁当・菓子などをいう、人形浄瑠璃社会の隠語。寄席芸人もいう。
③ 相場で、利方になった時に売り、または、買うこと。前者を売りのせ、後者を買いのせといい、両者とも利のせという。〔大坂繁花風土記(1814)〕

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のり【乗】
[1] 〘名〙 (動詞「のる(乗)」の連用形の名詞化)
① 乗物などに乗ること。
※風雅(1346‐49頃)雑中・一七八九「これぞ此もろこし船にのりを得てしるしを残す松の一本〈阿一〉」
② つりこまれること。調子づくこと。気乗り。特に、にぎやかに歌ったり騒いだりしていると、すぐにつりこまれて浮かれ出す人。「悪乗り」
※洒落本・契情実之巻後編(1804)二「外の女郎衆も、でいぶのりがわるくなったと」
③ 金を出し合って一つの事をすること。共同出資。
※人情本・春色玉襷(1856‐57頃)二「御馳走は文化さんと乗(ノ)りで致しませう」
④ 邦楽の用語。
(イ) 速度のこと。特に一曲中の緩急の変化をいう。
(ロ) 謡曲で、謡と拍子との合わせ方。大ノリ・中ノリ・平ノリの別がある。
(ハ) 歌舞伎で、三味線や囃子のリズム(拍子)に合わせた動きやせりふをいう。
(ニ) 三味線に合わせた勢いのよい物語調の部分。
※歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)六幕「『されば候、そろそろと、三つ合せてさん候(ぞうろう)』ト喜平治、こなし有ってノリに成り」
⑤ 絵の具、染料、ペンキ、白粉などのなじみぐあい。また、脂肪の付きぐあい。「化粧ののりがよい」
※肉体の門(1947)〈田村泰次郎〉「筋肉に脂肪の乗りがうすかった」
[2] 〘接尾〙 人数を表わす語について、乗物がその人数だけ乗れることを表わす。
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「車屋へ往って一人乗一挺誂らへて来てお呉れ」

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