Rakuten infoseek

辞書

乃至【ナイシ】

デジタル大辞泉

ない‐し【×乃至】
[接]
あるいは。または。「電話乃至手紙で知らせる」
数量などの上下・前後の限界を示して、その中間を省略するときに用いる語。「三年乃至五年かかる」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

ないし【乃至】
( 接続 )
数量・位置などの限界・範囲を述べて、その間を省略する意を表す。…から…まで。 「五日-七日の道のり」 「北-北西の風」
または。もしくは。 「本人-代理人の署名」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ない‐し【乃至】
〘接続〙
① すべての事柄を列挙することをしないで、主な事柄を挙げたり、重いものと軽いものを挙げたりして、その他は省略することを示す。あるいは。または。
※霊異記(810‐824)上「放生する者は、北方无量浄土に生まる、一日斎食する者は、十年の粮を得、乃至善悪を造り、受くる所の報等の事を見て怖りて還り来り」
※今昔(1120頃か)二五「其々の川辺(ほとり)に、乃至其(それ)の岳の彼方面に、〈略〉臥たらめ」
② 同種の順序だった事柄を列挙する場合、その中間の事柄を省略することを示す。…から…(まで)。
※観智院本三宝絵(984)下「阿みだ仏の名号を聞持ちて若一日、若二日、若三日、乃至七日、一心不乱臨終の時に心顛倒せずして即極楽に生る」
③ (yāvat または antaśas の訳語) 仏語。一般に二義があり、一つは物あるいは数などの下から上に至ることを示すもので、上至と同義であるとし、他は上から下に至ることを示すもので、下至と同義とする。また、前者を従少向多、後者を従多向少とも呼ぶ。
※教行信証(1224)二「復乃至者、一多包容之言」
※一念多念文意(1257)「乃至(ナイシ)は、おほきをも、すくなきをも、ひさしきをも、ちかきをも、さきをも、のちをも、みなかねをさむることばなり」
[語誌]漢文訓読において、「すなわち…に至るまでに」「すなわち…までに」とも訓読されたが、「ないし」と音読されることもあり、これが、やがて接続詞として主に和漢混淆文系の文章に用いられることになった。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

乃至」の用語解説はコトバンクが提供しています。

乃至の関連情報

他サービスで検索

「乃至」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.