Rakuten infoseek

辞書

丹下左膳【タンゲサゼン】

デジタル大辞泉

たんげ‐さぜん【丹下左膳】
林不忘(はやしふぼう)の小説の登場人物。「新版大岡政談」などに隻眼隻腕のニヒルな剣士として描かれる。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

丹下左膳 たんげ-さぜん
林不忘(ふぼう)の小説に登場する人物。
昭和2年「東京日日新聞」に連載された「新版大岡政談・鈴川源十郎の巻」に脇役で登場した片目片腕のニヒルな剣士。好評のため続編「丹下左膳」では主人公となった。のち大河内(おおこうち)伝次郎主演の日活版をはじめとするおおくの映画が製作された。

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

デジタル大辞泉プラス

丹下左膳
1958年公開の日本映画。監督:松田定次、原作:林不忘。大友柳太朗の主演によるアクション時代劇、丹下左膳シリーズの第1作。その他の出演:大川橋蔵東千代之介、長谷川裕見子、美空ひばりなど。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

丹下左膳
日本のテレビドラマ。放映は日本テレビ系列(1958年10月~1959年4月)。原作:林不忘。隻眼隻手の剣士、丹下左膳を主人公とするアクション時代劇。主演:丹波哲郎。その他の出演:市川子団次、八代洋子ほか。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

丹下左膳
日本のテレビドラマ。放映はNETテレビ(現・テレビ朝日)系列(1963年10月~1964年4月)。原作:林不忘。隻眼隻手の剣士、丹下左膳を主人公にしたアクション時代劇。主演:大村崑。その他の出演:白木みのる、堺駿二ほか。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

丹下左膳
日本のテレビドラマ。放映はTBS系列(1965年10月~1966年3月)。原作:林不忘。隻眼隻手の剣士、丹下左膳を主人公にしたアクション時代劇。主演:中村竹弥。その他の出演:大森俊介、砂塚秀夫ほか。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

丹下左膳
日本のテレビドラマ。放映はTBS系列(1967年10月~1968年4月)。原作:林不忘。隻眼隻手の剣士、丹下左膳を主人公にしたアクション時代劇。主演:松山英太郎。その他の出演:ジュディ・オング、上原浩ほか。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

丹下左膳
日本のテレビドラマ。放映はNETテレビ(現・テレビ朝日)系列(1970年4月~7月)。原作:林不忘。隻眼隻手の剣士、丹下左膳を主人公にしたアクション時代劇。主演:緒形拳。その他の出演:天知茂、朝丘雪路ほか。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

たんげさぜん【丹下左膳】
隻眼隻手の超人的怪剣士・丹下左膳が,スクリーン上に初めて登場したのは1928年5月のことである。原作は林不忘(ふぼう)の《大岡政談・鈴川源十郎の巻》で,この映画化が3社競作となったため,日活版の大河内伝次郎,東亜キネマ版の団徳麿,マキノ版の嵐長三郎(のちの嵐寛寿郎)と,同時に3人の丹下左膳が出現した。3本の映画はいずれも《新版大岡政談》という題名で,監督は日活版が伊藤大輔,東亜キネマ版が広瀬五郎,マキノ版が二川文太郎である。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

たんげさぜん【丹下左膳】
隻眼隻手のニヒルな怪剣士。林不忘ふぼう作の小説「新版大岡政談」に登場。そのユニークなキャラクターが人気を博し、続編では主人公となる。たびたび映画化され、特に大河内伝次郎の当たり役となった。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

丹下左膳
たんげさぜん
林不忘(ふぼう)が創造した片眼片腕のニヒル剣士。奥州の大名相馬大膳亮(そうまだいぜんのすけ)の家臣。丹下左膳は、『新版大岡政談・鈴川源十郎の巻』(1927.10~1928.5、『東京日日新聞』連載)では、刀剣マニアの主君の密命を帯び、名刀乾雲(けんうん)・坤竜(こんりゅう)の争奪戦に活躍する脇役(わきやく)的な登場人物であったが、その強烈な個性によって読者の圧倒的な人気を得た結果、続編『丹下左膳』(「こけ猿の巻」1933.6~11、『大阪毎日新聞』『東京日日新聞』。「日光の巻」1934.1~9、『読売新聞』連載)において主人公に昇格し、埋蔵金のありかを秘めたこけ猿の茶壺(ちゃつぼ)をめぐる争いの中心人物となる。丹下左膳は昭和前期を代表する虚構の英雄像として、映画各社によって映画化されたが、1933年(昭和8)の日活映画『丹下左膳・第一篇(ぺん)』(伊藤大輔(だいすけ)監督・大河内伝次郎(おおこうちでんじろう)主演)は、丹下左膳映画の決定版として知られている。[磯貝勝太郎]

映画

日本映画。1933年(昭和8)、林不忘の原作を伊藤大輔が脚色・監督した、日活の第1回オール・トーキー作品。埋蔵金のありかを秘めたこけ猿の壺をめぐる激しい争奪戦に、隻眼(せきがん)隻手の丹下左膳(大河内伝次郎)が活躍する。丹下左膳は、1928年の三社競作映画『新版大岡政談』でスクリーンに登場し、東亜キネマの団徳麿(だんとくまろ)(1902―1987)、マキノ映画の嵐寛寿郎、日活の大河内伝次郎がそれぞれ左膳を演じた。なかでも伊藤大輔監督、唐澤弘光(からさわひろみつ)(1900―1980)カメラマン、大河内による日活版は、無声映画の映像表現の粋(すい)を駆使した立回りと詠嘆調の字幕で絶大な評価を獲得し、丹下左膳の決定版となり、トーキーの本作では、映像と音の同期や比喩(ひゆ)表現など、視聴覚の実験も試みた。以後、大河内の丹下左膳は「シェイは丹下、名はシャゼン」の台詞(せりふ)とともに、山中貞雄(やまなかさだお)の『丹下左膳余話 百万両の壺』(1935年、日活)をはじめ、日活、東宝、大映など、計16本つくられた。大河内以後は、大友柳太朗(おおともりゅうたろう)(1912―1985)、丹波哲郎(たんばてつろう)(1922―2006)らの丹下左膳がある。[冨田美香]
『『大衆文学大系18 林不忘他集』(1972・講談社) ▽伊藤大輔著、加藤泰編『時代劇映画の詩と真実』(1976・キネマ旬報社) ▽御園京平編『畫譜大河内傳次郎』(1976・活動資料研究会) ▽伊藤大輔著、伊藤朝子編『伊藤大輔シナリオ集』(1985・淡交社) ▽梶田章著『大河内伝次郎――人と作品・その魅力のすべて』(1992・朝日ソノラマ) ▽佐伯知紀編『伊藤大輔――反逆のパッション、時代劇のモダニズム!』(1996・フィルムアート社) ▽田中照禾著『資料が語る丹下左膳の映画史――大河内伝次郎から豊川悦司まで』(2004・川喜多コーポレーション)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

たんげ‐さぜん【丹下左膳】
昭和初期に活躍した大衆小説家、林不忘の小説「新版大岡政談」「丹下左膳」に登場する剣士。片眼片腕のニヒルな個性の持ち主として描かれ、映画化もされて人気を博した。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

丹下左膳」の用語解説はコトバンクが提供しています。

丹下左膳の関連情報

他サービスで検索

「丹下左膳」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.