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中層水【ちゅうそうすい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

中層水
ちゅうそうすい
intermediate water
上層水と深層水の間の深さ数百mに存在する水塊をいう。一般には,塩分の極小層によって定義される。塩分の低い水塊は極地方や亜寒帯海域で形成され,赤道に向かって移動する際,南半球では南極収束線で,また北太平洋では極前線付近で沈降する。ただし,北大西洋では中層水は明確でない。塩分極小水は等密度線上に沿って沈降し,太平洋などで塩分の南北断面図を描くと,南北亜寒帯を起源とする中層水がはっきりと現れる。

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海の事典

中層水
中緯度の海洋の上層水と深層水にはさまれた水を云うが、一般に塩分の極小層によって識別されている。北半球では太平洋でよく発達しており、亜寒帯前線付近 の中層での水塊変質によって生成された水が、亜熱帯域に潜り込んできたものとされる。北大西洋では高塩分の地中海水が広く分布するため、塩分極小層で定義 しえる中層水は狭い範囲にしか存在しない。南半球では南極収束線から沈降した水により中層水が形成され、大西洋では赤道を越えて北緯20度付近にまで達す る。 (永田

出典:(財)日本水路協会 海洋情報研究センター
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