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不可逆過程【ふかぎゃくかてい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

不可逆過程
ふかぎゃくかてい
irreversible process
熱力学用語。エントロピーが生成される状態変化のこと。熱い物体と冷たい物体を接触させると等温になるが,その逆は起らないことをいう。しかし,これは逆過程の実現確率が非常に低いというだけのことで力学的にあり得ないことではない。つまり不可逆性とは物理系に固有の性質ではなく統計的解釈ともいえる。だが不可逆性を破るものと認められたものが存在しないこともまた事実である。一方量子力学を基礎とする素粒子間の相互作用時間反転不変性の破れを求めて不可逆過程を解釈しようとする試みもある。この問題は時間の本質を考えたり,物理の基礎を論ずる際にも重要である。

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世界大百科事典 第2版

ふかぎゃくかてい【不可逆過程】

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デジタル大辞泉

ふかぎゃく‐かてい〔‐クワテイ〕【不可逆過程】

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監修:松村明
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