Rakuten infoseek

辞書

三十六人集【さんじゅうろくにんしゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

三十六人集
さんじゅうろくにんしゅう
平安時代後期の私家集編者成立年未詳。藤原公任 (きんとう) の『三十六人撰』に選ばれた 36人の歌人 (三十六歌仙 ) の家集集成したもの。代表的な伝本として,西本願寺本,歌仙家集本,群書類従本などがある。西本願寺本は 12世紀初頭の書写で,料紙に意匠が凝らされ,筆跡もすぐれ,美術的な価値も高い。各集の成立,構成,内容は一定していない。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

さんじゅうろくにんしゅう〔サンジフロクニンシフ〕【三十六人集】
三十六歌仙私家集の集成。特に西本願寺に伝えられる平安後期の古写本は、すぐれた書風と料紙や装本の美しさで美術史上重要なもの。→石山切(いしやまぎれ)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

さんじゅうろくにんしゅう【三十六人集】
三十六歌仙の各家集を集成した一種和歌叢書。平安中期,藤原公任が《三十六人撰》を編したのにはじまるといわれ,これよりさき,紀貫之によって六歌仙が撰ばれ,やがて歌合が盛んになると歌人を左右に区分けしたり,歌仙絵が作られたりした。西本願寺に伝わる国宝の《三十六人集》は最も古く完備に近い写本でその数39帖,うち7帖が後世補筆で,1929年に切断分割された〈貫之集〉下と〈伊勢集〉は石山切と呼ばれて名高い。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

さんじゅうろくにんしゅう【三十六人集】
藤原公任きんとう撰「三十六人撰」所載歌人の家集の集大成。平安後期の成立か。写本のうち、西本願寺本は美術史・書道史・国文学上きわめて価値が高く、国宝。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

さんじゅうろくにんしゅう サンジフロクニンシフ【三十六人集】
私家集の集成。藤原公任の三十六人撰に基づく三十六歌仙の家集をまとめたもの。平安後期の成立か。代表的な伝本に西本願寺本、御所本、歌仙家集本などがあるが、本文内容は一定していない。とくに西本願寺本は美術史的価値も高い。三十六人歌集。三十六人家集。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

三十六人集」の用語解説はコトバンクが提供しています。

三十六人集の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.