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辞書

【ジョウ】

デジタル大辞泉

じょう〔ヂヤウ〕【丈】
[名]
尺貫法の長さの単位。10尺。1丈は、曲尺(かねじゃく)で約3.03メートル、鯨尺で約3.79メートル。
たけ。長さ。「の短い反物」
杖(じょう)2」に同じ。
[接尾]
歌舞伎俳優などの芸名に付けて、敬意を表す。「尾上菊五郎
男性の名前の下に付けて、尊敬の意を表す。
「これ新兵衛―」〈浄・いろは蔵三組盃〉

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じょう【丈】[漢字項目]
常用漢字] [音]ジョウ(ヂャウ)(呉) [訓]たけ だけ
〈ジョウ〉
長さの単位。一尺の一〇倍。「丈六千丈万丈(ばんじょう)方丈
背が高い。「丈夫(じょうふ)
じょうぶ。しっかりしている。「頑丈気丈
長老に対する敬称。「丈人岳丈
〈たけ(だけ)〉「着丈背丈身丈威丈高(いたけだか)
[名のり]とも・ひろ・ます
[難読]丈夫(ますらお)

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たき【丈/長】
たけ(丈)」に同じ。
「身―一丈(ひとつゑ)」〈景行紀〉

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たけ【丈/長】
人や物の高さ。「身の―」「草の―」
衣服の全体または部分の長さ。「スカートの―を詰める」「袖―」
馬の、足から肩までの高さが4尺(約1.2メートル)から4尺9寸(約1.5メートル)までのものの称。転じて、背丈の高い馬のこと。
あるだけ全部。ある限り。ありたけ。「思いの―を打ち明ける」
いきおい。また、軍勢。
「軍の―劣りたるに依て」〈今昔・一〇・一〉
歌論で、歌の品位や風格。
「歌の心たくみに―及びがたく」〈近代秀歌
[下接語]有りっ丈居丈襟丈思いの丈着丈草丈首丈首っ丈心の丈背丈袖(そで)丈対(つい)丈成る丈軒丈身丈身の丈裄(ゆき)丈

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世界大百科事典 第2版

じょう【丈】
尺貫法における長さの単位。古代中国から,また日本では大宝令以前から用いられてきた。10尺に等しく,1891年制定の度量衡法によれば約3.03m。【三宅 史】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

じょう【丈】
( 名 )
尺貫法の長さの単位。一〇尺。1891年(明治24)100メートルを三三丈と定めた。
長さ。たけ。丈尺。
じよう」に同じ。
( 接尾 )
芸人の名前に付けて、敬意を表す。 「尾上菊五郎-」
近世、男性の名前に付けて、敬意を表す。 「武兵衛-/浄瑠璃・潤色江戸紫」

出典:三省堂
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単位名がわかる辞典

じょう【丈】
尺貫法の長さの単位。10尺が1丈。約3.03m。◇「丈」は古代中国の周代から用いられてきた。ただし、周尺では「1丈」は約1.7mで、成人男子の身長にあたるため、立派な男子を「大丈夫」といった。これがやがて「非常にしっかりしている」に変化し、さらに現在のように「確かである」「間違いない」意に変化して用いられるようになった。

出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)


じょう
尺貫法の長さの単位。10尺をいう。約3.03メートルに相当する。古代中国の周代から用いられてきた。『説文』によれば「丈丈夫也、周以八寸為尺、十尺為丈、人長八尺故曰丈夫」とあり、周は8寸(後漢(ごかん)の尺で実長約6寸)を1尺としたので、1丈を現在の基準に直すと実質6尺となる。ちょうど一人前の身長分にあたるので、「丈夫」ということばができた。[小泉袈裟勝]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

じょう ヂャウ【丈】
[1] 〘名〙
① 長さの単位の一つ。尺貫法による単位で、一〇尺(三・〇三〇三メートル)にあたる。
※令義解(718)雑「凡度。十分為寸〈略〉十尺為丈」
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「此の屋のいぬゐの隅の方に、深く一丈掘れる穴あり」 〔礼記‐曲礼上〕
※建久図田帳(1197)大隅国「串良院九十丁三段二丈」
③ 地積を測ること。検地。丈量。〔春秋左伝‐襄公九年〕
④ 長さ。たけ。
※万金産業袋(1732)四「上州絹。〈略〉幅九寸、丈五丈四尺」
[2] 〘接尾〙
① 男性の名前に付けて、敬意を表わす。
※卓袋宛芭蕉書簡‐元祿元年(1688)四月二五日「卯月廿五日 芭蕉桃青 卓袋丈」
② 歌舞伎俳優など芸人の名前に付けて、敬意を表わす。
※随筆・守貞漫稿(1837‐53)三「芝居俳優及び浄瑠璃太夫等に物を贈る書にのみ某丈と書く」

出典:精選版 日本国語大辞典
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だけ【丈】
〘副助〙 体言または活用語の連体形を受ける。
① (「たけ」とも) 程度・限度を表わす。…ほど。…限り。
浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)中「いきらるるたけ此世でそはふ」
※それから(1909)〈夏目漱石〉一五「其仕打は父の人格を反射する丈(ダケ)(それ)(ダケ)多く代助を不愉快にした」
② (①のうち、特に) それ相応に、…にふさわしく、…にふさわしい程度に、の意を表わす。→だけに
※浄瑠璃・心中重井筒(1707)中「ちいさいからの馴染(なじみ)だけ我子の様に思はれて」
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)四「さすがは田舎だけ、ものがふ自由だ」
③ それと限る意を表わす。
※雑俳・住吉みやげ(1708)「下駄さへも年玉だけで扁木にのる」
※多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉二「口頭(くち)に出したのは纔に如此(これ)(ダケ)であるが」
[語誌](1)語源は名詞「たけ(丈)」と考えられる。
(2)江戸前期上方語では「伝七殿と名の知れたとは、尋ねて行て恨みのたけを」〔伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)‐四〕のように、名詞としての用法と思われる例が多い。現代語でも「なるたけ」「ありったけ」のように清音の形が慣用句の中に残っている。
(3)③の用法は江戸後期上方語で発生。江戸語にまで広がったのは明治以降とされる。

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