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万万【バンバン】

デジタル大辞泉

ばん‐ばん【万万】
[形動][文][ナリ]
そうしたい気持ちは十分にあるが、そうできない事情があるさま。やまやま。「お目にかかりたいのは万万ですが」
程度がはなはだしいさま。
「君の友情は恋情の深きに勝る―なるを知れり」〈織田訳・花柳春話
[副]
十分に。よくよく。「万万承知している」
(あとに打消しの語を伴って)万が一にも。決して。「失敗することは万万あるまい」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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まん‐まん【万万】
[副]
種々さまざま。いろいろ。
「たとひ―の事あるとも」〈幸若・和田酒盛〉
すべて。いっさい。
「―千世めが悪いになされませ」〈浄・宵庚申

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大辞林 第三版

ばんばん【万万】
バンは漢音
すべて考慮に入っているさま。十分に。 -承知のうえだ
(下に打ち消しの語を伴って)
少しも。決して。 -失敗はあるまい -疑を容れず/福翁百話 諭吉
万一にも。よもや。那様そんな事は-有るまいけれど/金色夜叉 紅葉
形動 [文] ナリ 
たいへんまさっているさま。 君の友情は恋情の深きに勝まさる-なるを知れり/花柳春話 純一郎

出典:三省堂
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まんまん【万万】
数の名。一万の1万倍。多数。無数。
非常に多くの事。すべての事。 -千世めが思いになされませ/浄瑠璃・宵庚申
ばんばん(万万)に同じ。 まだ年がゆかぬから其様なことは-あるまいとは思ふけれど/谷間の姫百合 謙澄

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精選版 日本国語大辞典

ばん‐ばん【万万】
[1] 〘名〙 (形動)
① さまざまに数や量が多いこと。十分にその状態であるさま。
※性霊集‐二(835頃)大唐青龍寺故三朝国師碑「波濤万、雲山幾千也」 〔漢書‐溝洫志〕
② 程度がはるかにまさること。また、そのさま。
※醍醐寺文書‐(応永三一年)(1424)大僧正増詮書状「其後久不面拝、積欝万万候」 〔漢書‐外戚伝〕
[2] 〘〙 (否定表現を伴って) 判断に間違いのないことを強めていう。万が一にも。全く。決して。
※牧童宛芭蕉書簡‐元祿三年(1690)七月一七日「大火之跡いまだ万々御心も静なるまじく候」 〔韓愈‐与孟尚書書〕

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まん‐まん【万万】
[1] 〘名〙
① (形動) 種々さまざまであること。また、そのさま。ばんばん。
※幸若・和田宴(室町末‐近世初)「いかに虎ごせ、たとひまむまむの事有とも」
② すべての事。いっさいの事。
浄瑠璃・心中宵庚申(1722)下「まんまん千世めが悪いになされませ」
[2] 〘副〙 ⇒ばんばん(万万)

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