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【イー】

デジタル大辞泉

イー【一】
《〈中国語〉》数のいちひとつ

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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いち【一/壱】
[名]
数の名。自然数で最初の数。ひとつ。
いちばん初め。1番目。「―の鳥居」
物事の最初。「―から出直す」
最もすぐれていること。最上。最高。「―の子分」「世界―」
三味線などで、いちばん音の低い太い糸。一の糸。
島田髷(まげ)などの後ろに張り出た部分。
「菊千代は潰島田(つぶし)の―を気にしながら色気のない大欠(おおあくび)」〈荷風腕くらべ
[副]いちばん。最も。いっち。
「木(こ)ねりと申して、―うまい柿でござる」〈虎寛狂・合柿
[補説]「壱」は、主に証書などに金額を記すときまちがいを防ぐために、「一」の代わりに特に用いる。

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いち【一】[漢字項目]
[音]イチ(呉) イツ(漢) [訓]ひと ひとつ
学習漢字]1年
〈イチ〉
数の名。ひとつ。「一一一枚逐一万一
物事の最初。一番目。「一位第一
ひとたび。「一応一巡
最上のもの。「随一天下一日本一
ひとまとまり。「一概一軍一座一同一様
他をまじえず、それ一つだけ。もっぱら。「一意一途(いちず)一念
ある一つの。もう一つの。「一案一時一部一名
ほんのわずか。ちょっと。「一瞥(いちべつ)一抹一縷(いちる)
〈イツ〉
ひとつ。「択一唯一
一番目。「一階一等
一つにまとまる。ひとまとまり。「一致一般画一帰一均一単一統一不一
もっぱら。「純一専一
ある一つの。他の。「一説一方
わずか。「一顧一瞬
〈ひと〉「一息一際一癖一口一筋一昔
[補説]「弌」は異体字。
[名のり]おさむ・か・かず・かた・かつ・くに・すすむ・ただ・ち・のぶ・はじむ・はじめ・ひ・ひじ・ひで・ひとし・まこと・まさし・もと
[難読]一昨日(おととい)一昨年(おととし)三一(サンピン)一寸(ちょっと)都都一(どどいつ)一向(ひたすら)一入(ひとしお)・一十(ひとそじ)

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いつ【一/壱】
ひとつ。
「ここに―の秘法を案出致し候(そろ)」〈漱石吾輩は猫である
同じこと。まとまっていること。「軌を―にする」「心を―にする」
一方。あるもの。別なもの。「―は甘く、―は苦い」
(「いつに」の形で副詞的に用いて)もっぱら。ひとえに。「成否は―に現在の努力にかかっている」

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いつ【一/壱】[漢字項目]
〈一〉⇒いち
〈壱〉⇒いち

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ひ【一】
いち。ひとつ。声に出して数をかぞえるときの語。ひい。「、み、よ」

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ひい【一】
ひ(一)」の音変化。「、ふう、みい」

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ひと【一】
ひとつ。いち。
(名詞や動詞の連用形の上に付いて)
㋐一つ、または1回の意を表す。「包み」「勝負」
㋑不特定の一時期や大体の範囲などを表す。「ころ」「わたり」「通り」
㋒ちょっとしたものであることを表す。「かど」「くせ」
㋓全体に及ぶさまを表す。全部。…中(じゅう)。「皿たいらげる」「夏を山荘で過ごす」
㋔(「ひと…する」の形で)軽くある動作を行う、あることをひととおりする意を表す。「眠りする」「風呂浴びる」

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大辞林 第三版

イー【一】
〔中国語〕
いち。ひとつ。 「 - チャン」

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いつ【一】
ひとつ。 「その生活は-の秘密だといふことであつた/青年 鷗外
同じであること。同一のもの。 「心を-にする」 「帰する所は-である」 → いつに

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いっち【一】
( 副 )
〔「いち(一)」を強めた語〕
いちばん。最も。 「お前が-中でも念比な中ぢやが/歌舞伎・幼稚子敵討」

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ひ【一】
いち。ひとつ。物を数えるときに用いる。 「 -、ふ、み」

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ひい【一】
「ひ」の長音化した語。いち。ひとつ。 「 -、ふう、みい」

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ひと【一】
数の、ひとつ。いち。
他の名詞や動詞の連用形の上に付いて接頭語的に用いる。
「ひとつ」または「一回」の意を表す。 「 -房ふさ」 「 -そろい」 「 -たび」
全体に及ぶさまを表す。全。 「 -夏」 「 -町」 「 -かかえ」
軽く一回動作を行うさまを表す。ちょっとの。 「 -またぎ」 「 -風呂浴びる」 「 -目会いたい」
一定の期間、物事がかなりの程度で続くさまを表す。ひとしきりの。 「 -かせぎ」 「 -苦労」 「 -雨来る」
ある時期を漠然とさして表す。先ごろの。 「 -ころ」 「 -夜」

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精選版 日本国語大辞典

イー【一】
〘名〙 「一」の中国音。いち。ひとつ。江戸時代には拳(けん)の用語として用いられ、現代ではマージャン用語として用いられる。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三「真(ほんとう)の拳(けん)と云ふ物は一(イイ)(りゃん)(さん)(すう)(うう)(りう)(ちい)(ぱま)(くゎい)といふものだっサ」

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いいち【一】
〘副〙 第一に。一番に。最上の。いっち。いち。
※狂言記・法師物狂(1660)「いいちひとの見めのよきは」

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いっち【一】
〘副〙 (「いち(一)」を強めていった語) ものの程度や状態が、最もはなはだしいさま。第一。最も。いちばん。
※百丈清規抄(1462)二「極遅六十劫とて一(イッ)ちをそいぞ」
※六物図抄(1508)「最も居下故とは三衣の中にて位がいっちの下也」

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ひ【一】
〘名〙 (「ひと(一)」の頭の音を符丁のようにしたもの) 物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの一。実際に唱えるときには普通は「ヒーフーミーヨー」のように長く発音する。ひい。→ひい(一)
※名語記(1275)四「一二三四五六七八九十をひふとて、手に石ふたつをもちてかはりがはりたまにとるに、ひふみよいむなやこと、といへるは」

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ひい【一】
〘名〙 「ひ(一)」の変化した語。物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの一。ひ。ひと。
※俳諧・西鶴五百韻(1679)何鞠「君か代は長の数よむひいふうみい〈西鶴〉 たはね木をつむ高き屋の内〈西吟〉」

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ひと【一】
[1] 〘名〙 物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの一(いち)。ひい。ひ。
※年中行事秘抄(12C末)鎮魂祭歌「一(ヒト)(ふた)(み)(よ)
[2] 〘語素〙 (名詞・助数詞または動詞の連用形の上に付けて用いる)
① 物事の数がひとつであること、または一回分であることを表わす。「ひと足」「ひと冬」「ひと勝負」「ひと浜」など。
※古事記(712)上・歌謡「山処(やまと)の比登(ヒト)本薄(すすき)、うなかぶし汝が泣かさまく」
※源氏(1001‐14頃)夕顔「ひとふさ折りてまゐれ」
② ひとつのもの全体に満ちている、または、全体に及ぶ意を表わす。…にいっぱい。…全体。…じゅう。「ひと鍋」「ひとかかえ」「ひと晩」など。
※枕(10C終)八二「日ひとひ下(しも)に居くらしてまゐりたれば」
③ 不特定のある一点を漠然とさして表わす。ある。
※枕(10C終)一三六「ひとひの文に、ありし事など語り給ふ」
※平家(13C前)二「一とせ山門の訴訟によってながされしを」
④ 一応その範疇にはいる意、またちょっとしたものである意を表わす。ひとかどの。いちおうの。
※太平記(14C後)一五「一(ヒト)面目に備んと攻(せめ)戦ふ」
⑤ (「ひと…(…)する」の形で) その動作を一応する、一通りする意を表わす。ちょっとの。また、ひとしきりの。「ひと苦労する」「ひと泡ふかす」「ひと旗あげる」「ひとかせぎする」など。なお、この後半を略して「ひと…」の形だけでいうことも多い。
※万葉(8C後)一八・四〇七七「わが背子が古き垣内(かきつ)の桜花いまだ含(ふふ)めり比等(ヒト)目見に来ね」
※太平記(14C後)一七「其矢〈略〉本堂の艮(うしとら)の柱に一ゆりゆりて、くつまき過てぞ立たりける」
⑥ (「ひと…に…する」の形で) その動作が一回だけで終わる、一回だけで完全に行なわれる意を表わす。一回だけの。一度だけの。また、いっきの。ひといきの。「ひと筆に書く」「ひと打ちに打ちのめす」など。なお、この後半を略して「ひと…」の形だけでいうことも多い。
※伊勢物語(10C前)六「おにはやひとくちに食ひてけり」

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