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一手【イッテ】

デジタル大辞泉

いっ‐て【一手】
碁で石を一つ打つこと。将棋で駒を一つ動かすこと。「次の一手
その方法だけで押し通すこと。一つだけの方法・手段。「押しの一手」「泣きの一手
自分一人だけで扱うこと。独占すること。「苦情を一手にさばく」「仕入れを一手に引き受ける」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ひと‐て【一手】
他人に分担させずにひとりですること。独占すること。いって。「仕事を一手に引き受ける」
碁・将棋などでの一勝負。いって。「一手お手合わせを願います」
舞・音曲などの一曲・一番。「舞の一手」「一手御披露する」
一隊。一組。「一手は東から攻める」
弓道で、内向(うちむき)の矢と外向(とむき)の矢との2本。矢の一対。一手矢

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世界大百科事典 第2版

ひとて【一手】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

いって【一手】
碁・将棋の一回の差し手。ひとて。 「 -違い」
ただ一つの方法・手段。 「押しの-」
[3] すべてを一人で扱うこと。独占して行うこと。ひとて。 「質問を-に引き受ける」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ひとて【一手】
一人だけですること。独占。いって。 「 -に引き受ける」
一回のわざ。
碁・将棋などで、一回の勝負。いって。 「 -お願いします」
舞や音曲などの一曲・一番。 「 -舞う」
一方の手。かたて。 ⇔ もろて 「 -には木綿取り持ち/万葉集 443
一組。一隊。 「七千余騎を-になして/太平記 14
弓道で、甲矢はやと乙矢おとやの一組。

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精選版 日本国語大辞典

いっ‐て【一手】
〘名〙
① 碁や将棋や双六などで、石や駒を一回動かすこと。ひとて。〔運歩色葉(1548)〕
② 一つの技。すぐれた技術。
※花上集鈔(16C頃)下「安道は一手(テ)ある物かな。〈略〉天性上手であったぞ」
③ 弓術で、甲矢(はや)、乙矢(おとや)おのおの一本を合わせたもの。
※浮世草子・武道伝来記(1687)六「弟矢(をとや)と一手(テ)にまがひなき証拠に立帰りて」
④ ある方法、手段のみに徹すること。
※煙管(1933)〈新田潤〉「首を振って口を閉ぢる一手に出た」
⑤ 軍勢などで、あるまとまりを持った一団。
※室町殿日記(1602頃)一〇「三十六人一手につくりて魚鱗にならび」
⑥ 自分一人に手段・権利などを集中すること。独占。
※文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉二「全国の政権を一手に握り」
⑦ 櫓(ろ)二挺をいう。〔和漢船用集(1766)〕

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ひと‐て【一手】
〘名〙
① 一方の手。片手。隻手。
② 片手で握れるほどの分量。
※咄本・座笑産(1773)鴨「うしろからねぎ一手(ヒトて)ながれて行き」
③ 一人の人間に、手段、権利などを集中すること。独力。独占。
※落語・王子の幇間(1889)〈三代目三遊亭円遊〉「今では当家の台所の方を一手(ヒトテ)で引受ける御膳炊、コックさん、庖事(ばうじ)さんで勉強するので」
④ ひとつにまとめること。一括すること。ひとまとめ。
※古本説話集(1130頃か)八「むかしいまの人を、ひとてにぐして、申たる也」
⑤ 一組。一隊。また、片方。一方。
※今鏡(1170)六「世にあひたる人にて、通季、信通とて、ひとてにておはせしに」
⑥ 一回のわざ。一度の手並。
(イ) 舞や音曲などの一曲・一番。
※義経記(室町中か)八「一手舞ふて東の方の賤しき奴原に見せん」
(ロ) 碁・将棋・双六などで、石や駒を一回動かすこと。〔日葡辞書(1603‐04)〕
⑦ ひとつの手口。ひとつのやり方。
※古文真宝笑雲抄(1525)二「これめづらしき文のかきやうなり一手かはり面白と云ぞ」
⑧ 同一の種類。一種類。ひといろ。
⑨ 他にまさるわざ、技量。また、それから生ずる効果。
※花鏡(1424)奥段「此の風体にて一手取らんずる事をたしなむを、老後に習う風体とは申也」
⑩ 矢数の数え方。内向きの矢と外(と)向きの矢との二本一組の称。
※今昔(1120頃か)三「此の弓に箭一手を取具し」

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