Rakuten infoseek

辞書

一念【いちねん】

美術人名辞典

一念
江戸後期の時。清浄光寺四十世。出羽漆山生。は一念、号は他阿弥陀仏。相模清浄光寺に入り、遊行上人相続江戸に下向して仙台まで行した。安政5年(1858)寂、78才。

出典:(株)思文閣

デジタル大辞泉

いち‐ねん【一念】
ひたすら心に深く思いこむこと。また、その心。「親の一念が通じる」
ふと思うこと。
「―なりとも悔ゆる心を発(おこ)すべきなり」〈発心集・五〉
仏語。
㋐非常に短い時間。瞬間。
「ただ今の―、空しく過ぐる事を」〈徒然・一〇八〉
㋑一度の念仏。仏の救済を信じて唱えた一声の念仏。
「臨終の―は百年の業に勝る」〈往生要集・中〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

いちねん【一念】
深く思いつめた心。一筋の思い。一心。 合格したい-でがんばる
きわめて短い時間。六十刹那せつな、または九十刹那とされるが、単に一瞬の意で用いられることが多い。
一つの心のはたらき。一瞬の意識。
一度の念仏。多く、阿弥陀仏を念ずること。また、南無阿弥陀仏と唱えること。
主として浄土真宗で迷いなく仏を信ずること。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

一念
いちねん
仏教用語。非常に短い時間の単位。現在この一瞬の心,一心に仏陀を念じたり,仏陀の名前を称えたり,仏陀を瞑想したりすることにも用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

いち‐ねん【一念】
〘名〙
① ひたすらに思いこんでいること。また、その心。一心。執心。執念。
※源氏(1001‐14頃)横笛「一ねむのうらめしきも、もしは哀れとも思ふにまつはれてこそは」
※浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)三「一念(ネン)かけし、彌兵次をうたでは置まじ」 〔陳鴻‐長恨歌伝〕
② ふと思うこと。ある一つの考え。
※康頼宝物集(1179頃)上「金を奪ひ取りて千両に成して持たんと思ふ一念起りつ」
③ きわめて短い時間。一刹那または六十刹那など。
※今昔(1120頃か)二「一念うらやみたる事そら既に如此し」 〔仁王護国経‐上〕
④ 仏語。ひとたび仏を念ずること。一度念仏を唱えること。⇔多念
※和漢朗詠(1018頃)下「一念といふとも必らず感応す これを巨海の涓露(けんろ)を納るるに喩ふ〈具平親王〉」 〔無量寿経釈〕
⑤ 仏語。仏の救いを信ずることができたその瞬間、または信じて二心のないこと。主として浄土真宗でいう。
※教行信証(1224)三「言一念者、信心无二心故曰一念
⑥ 仏語。仏の智慧(ちえ)のこと。
※浄土法門源流章(1311)大日本国浄教弘通次第「言一念者、仏智一念。正指仏心念心

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

一念」の用語解説はコトバンクが提供しています。

一念の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.