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一定【イチジョウ】

デジタル大辞泉

いち‐じょう〔‐ヂヤウ〕【一定】
[名]確かにそれと決まっていること。
「往生は―と思へば―、不定(ふぢゃう)と思へば不定なり」〈徒然・三九〉
[副]まちがいなく。必ず。きっと。
「かほどの大男のことなれば、―武勇も人に超えつろう」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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いっ‐てい【一定】
[名](スル)
一つに定まって変わらないこと。「一定の分量」「一定の収入」
順序や方法などが決まっていること。「一定の書式」「一定の方針」
ある傾向・状態に落ち着くこと。「一定した人気を保つ」「リスクは一定程度低下した」

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

一定 いちじょう
884-947 平安時代中期の僧。
元慶(がんぎょう)8年生まれ。聖宝(しょうぼう)に真言と三論を学ぶ。東大寺東南院主をへて,天慶(てんぎょう)5年醍醐(だいご)寺の座主(ざす)。8年泰舜(たいしゅん)の代役として太元帥法(たいげんのほう)をつとめ,僧綱の位にない者がおこなう初例となる。権(ごんの)律師,東寺二長者。天慶10年2月9日死去。64歳。名は壱定ともかく。

出典:講談社
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大辞林 第三版

いちじょう【一定】
( 名 )
確かにそうと定まっていること。 「往生は-と思へば-、不定と思へば不定なり/徒然 39」 「遅延するは-なり/八十日間世界一周 忠之助
( 副 )
確かに。必ず。きっと。 「 -相違ござりませぬ/桐一葉 逍遥

出典:三省堂
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いってい【一定】
( 名 ) スル
一つに決まっていて変わらないこと。また、決まっているもの。 「価格が-している」 「 -の分量」
同じ状態、一つの様式に決めること。また、決めたもの。 「 -の書式」 「間隔を-にする」
ある程度。 「 -のレベルを保っている」 「 -評価できる」

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精選版 日本国語大辞典

いち‐じょう ‥ヂャウ【一定】
[1] 〘名〙 (形動) 物事が、確かに一つに定まること。確定すること。確実。また、はっきりした事実。
※蜂須賀侯爵所蔵文書‐貞観一〇年(868)二月二三日・筑前国牒案「彼此雑年難一定。因茲不弁行
※古今著聞集(1254)一七「或ひは夢想とも人申しけり。一定をしらず」
※随筆・折たく柴の記(1716頃)中「船なる物ども盗みし事は一定(イチヂャウ)なれど」
[2] 〘副〙 確実であるさまを表わす語。確かに。必ず。きっと。
※小右記‐万寿四年(1027)七月四日「頗有和気。一定可禅室御心
※仮名草子・身の鏡(1659)下「国々に内通の与力の大名多ければ、一定(デウ)天下取給はん」
[語誌]古くは「文明本節用集」「日葡辞書」などに示すように、「定」を呉音読みしてイチヂャウと読んだが、明治以降漢音読みのイッテイが行なわれるようになった。

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いっ‐てい【一定】
〘名〙
① (━する) 一つに定まって動かないこと。変動がないこと。
童子問(1707)下「枯草陳根、金石陶瓦之器、謂之死物。以其一定無増減也」
※政談(1727頃)二「直垂は地も一定し、色も一定し」 〔淮南子‐主術訓〕
② (多く「一定の」の形で) ある規準や範囲が決められていること。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
※道草(1915)〈夏目漱石〉九七「みんな一定の目的を有ってゐるらしかった」
③ 十分とは言えないが、ある範囲は満たされていること。「一定の成果を挙げる」

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