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ローマ暦【ローマれき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ローマ暦
ローマれき
Roman calendar
前8世紀後半にロムルス王が制定し,その後ヌマ王 (→ヌマ・ポンピリウス ) によって改められたとされる。最初は1年を 10ヵ月に分け,1月 (マルティウス) ,3月,5月,8月の4ヵ月を 31日の月,2月,4月,6月,7月,9月,10月 (デセンベル) の6ヵ月を 30日の月とし,1年を 304日と定めた。これは季節と合わない不完全な暦であった。そこで前7世紀前半にヌマ王は 31日の月はそのまま,30日の月をすべて 29日に改め,10月の次に 29日の 11月 (ジャヌアリウス) と 28日の 12月 (フェブルアリウス) を加えて平年を 355日とし,隔年ごとに 23日または 22日のマケドニウスという閏月を設けたので,閏年は 378日または 377日であった。この暦は前 46年にユリウス暦が採用されるまで続けられた。

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世界大百科事典 第2版

ろーまれき【ローマ暦】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ローマ暦
ろーまれき
古代ローマで行われた暦。その形式は現代のグレゴリオ暦に取り入れられている。紀元前8世紀ごろ(ロムルス王の時代という)のローマの暦は、30日または31日からなる月を10か月で1年とし、304日であり、太陰暦とも太陽暦とも区別のつかない暦であった。その後、ヌマ王の時代に第11月(29日)と第12月(28日)を加えるとともに、30日であった月の日数を29日に改め、1年355日とした。そして暦を季節にあわせるために、2年ごとに22日または23日の閏(うるう)月(メルケドニウスとよぶ)を、第12月の途中、23日の次に挿入した。このような複雑な方法をとったのは、ローマ暦では毎月1日をカレンデとよび、一方、第12月の23日がテルミナリアという祭日にあたり、第12月14日以降22日までを「テルミナ前幾日」と数え、24日以降は「マルチウス(第1月の名)のカレンデ前幾日」と数える習慣があり、24日以後の5日間は翌年に属するという感じをもっていたためである。ローマ暦は、その形式がユリウス暦に、ついでグレゴリオ暦にも継承された。[渡辺敏夫]

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