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ロザリオ

デジタル大辞泉

ロザリオ(〈ポルトガル〉rosário)
カトリック教徒が祈りのときに用いる数珠(じゅず)様の。大珠6個、小珠53個を鎖でつないで輪状とし、十字架をつないだもの。コンタツ
1の珠を繰りながら唱える祈り。ロザリオの祈り。

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世界大百科事典 第2版

ロザリオ【rosary】
カトリック教会の用語で,次の二つの味がある。(1)キリストの生涯の15のおもなできごとを,救いの秘義として〈喜び〉と〈苦しみ〉と〈栄光〉の3種に分け,各秘義にそれぞれ〈主の祈り〉1回とアベ・マリア回を唱えながら黙想する祈りの方法。ロザリオという名称はキリシタン時代から用いられ,原語であるラテン語のrosariumは,〈ばらrosaで編まれた花冠〉の意。これは,15の〈主の祈り〉と150のアベ・マリアが,主キリストの15の秘義と,マリアにたとえられる教会の織り成す祈りの花輪になぞらえられたことによる。

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大辞林 第三版

ロザリオ【rosario】
キリストの生涯を黙想する祈りの方法の一。の珠たまを数えながら主の祈り・アベマリア・グロリアなどを唱える。ロザリオの祈り。
で用いる数珠じゆず様のもの。普通、大珠六・小珠五三をつらね、端に小さな十字架を付す。コンタツ。ロザリヨ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ロザリオ
ろざりお
Rosariumラテン語
カトリック教会で典礼以外の祈祷(きとう)に使われる数珠(じゅず)風の道具。大珠6、小珠53を鎖でつないで輪状にし、下に十字架をつないだもので、ロザリオの鎖(コンタス・コンタツ)ともよばれる。ロザリオとは本来バラの花冠のことで、「聖母へ霊的なバラの花冠を捧(ささ)げる」という精神を示す。祈りは、大珠の部分を指でつまみ「主の祈り」を唱え、小珠10個を繰りながら「天使祝詞」を10回唱え、栄誦(えいしょう)を1回唱えて終わる。これを一連とよび、これを5回繰り返すことを一環(串(かん))とよぶ。この五連一環を3回繰り返すのが、正式のロザリオの祈りである。これを唱えながら、キリストおよび聖母の生涯を黙想する。黙想は「ロザリオの十五玄義」mysteriumに基づく。すなわち喜びの玄義、苦しみの玄義、栄えの玄義の三部構成で、その各部は五つに分かれている。一例をあげれば、喜びの玄義の第一は「お告げ」であり、神が大天使ガブリエルをマリアのもとに遣わして、救いの計画を告げる(受胎告知)。この玄義を黙想しながら、マリアに倣って、神の意志を受け入れる恵みを願うのである。
 この祈りの方法を教え広めたのは聖ドミニコといわれるが、伝説にすぎない。中世の初めから、「主の祈り」を数回唱え、小石や種子を使ってその数を勘定したことが行われており、それがマリア信心と結び付き、数世紀かかって現代の形にまで発展したとみるべきであろう。この信心業の拡大にドミニコ会員が大いに貢献したことは事実である。「ロザリオの教皇」といわれたレオ13世をはじめ、多くの教皇によって奨励され、ロザリオは民衆の信心を深めるために大いに役だった。[門脇佳吉]

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精選版 日本国語大辞典

ロザリオ
〘名〙 (rosário)⸨ロザリヨ・ロザイロ⸩ キリスト教、ローマ‐カトリック教徒が祈りを数えるために用いる数珠(じゅず)のようなもの。
※どちりなきりしたん(一六〇〇年版)(1600)「御ははさんたまりやへたいし奉り、百五十ぺんのろざいろ」

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