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レーゼドラマ

デジタル大辞泉

レーゼドラマ(〈ドイツ〉Lesedrama)
上演を目的としないで、読むために書かれた戯曲上演に適さない戯曲をいうこともある。⇔ビューネンドラマ

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

レーゼドラマ【Lesedrama[ドイツ]】
〈読む戯曲〉の意味で,はじめから上演を考慮せず書かれた戯曲,または上演に不適な戯曲をいう。しかし〈上演の可能性〉という考えは,しばしば時代の演劇観に制約されており,たとえばゲーテの《ファウスト》のように,作者自身が上演を不可能だと考えていた作品が,のちにしばしば上演されるようになった例もみられる。《ファウスト》の場合に,のちに額縁舞台の狭い考え方が打破されたことによってそれは上演されることとなったのである。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

レーゼドラマ【Lesedrama】
読んで味わうだけで上演を目的としない、思想表現に重点をおいた戯曲。また、上演には適さないとされる戯曲。 ⇔ ビューネンドラマ

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

レーゼドラマ
れーぜどらま
Lesedramaドイツ語
「読むためのドラマ」の意。ブーフドラマBuchdrama(本のドラマ)も同義。18世紀後半から19世紀中ごろにかけての演劇批評の一つは、感覚よりも想像力に訴える作品は上演に不適当ではないかという疑問であった。そのため想像力優位の考えにたつ人々のなかには、上演を目的とせず、純粋に劇的想像の世界に遊ぶことを意図して会話体や対話体の作品をつくり、レーゼドラマの名でよばれた。今日この概念は拡大化し、その時点で技術的に上演が困難とされる作品(ゲーテの『ファウスト』はその一例である)をさしたり、上演に値しない作品の蔑称(べっしょう)としても用いられることがある。[高師昭南]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

レーゼ‐ドラマ
〘名〙 (Lesedrama) 上演を目的としない、読むための戯曲。演出の制限を離れて、文学性や思想表現に重点を置いたもの。〔モダン用語辞典(1930)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

レーゼドラマ
書斎戯曲」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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