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リンガラ語【リンガラご】

大辞林 第三版

リンガラご【リンガラ語】
アフリカのコンゴ川の中流域で発達したバンツー系の共通語。コンゴ民主共和国で広く用いられる。ボバンギ語・モンゴ語・ンゴンベ語・ロケレ語などをもとに形成されたと考えられる。同国の音楽に用いられていること、首都キンシャサの言語であることが広まった大きな理由。地域によってはマンガラ語・バンガラ語と呼ばれる。

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世界大百科事典 第2版

リンガラご【リンガラ語 Lingala】
地域によってはマンガラMangalaとも。西アフリカコンゴ民主共和国を中心として,最も広く話されている共通語。隣のアンゴラコンゴ共和国,カメルーン中央アフリカなどの一部にまでその使用地域は広がりを見せている。〈リ〉は〈言語〉を意味する語なので,本来はンガラ語となるべきであるが,慣用としてリンガラ語と呼ぶ。言語学上の分類としては,ニジェール・コンゴ語族に属すバントゥー諸語に含まれる多数の言語の一種

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日本大百科全書(ニッポニカ)

リンガラ語
りんがらご
Lingala
コンゴ民主共和国(旧ザイール)のコンゴ川(ザイール川)中流(キサンガニより下流)から下流にかけて、およびその周辺の地域で広く話されている共通語。首都のキンシャサでも共通語となっているが、キサンガニより下流約500キロメートルの町リサラで話されるものが標準的なものとされているようである。語頭のliは「語」にあたる接頭辞なので、本来ならンガラ語とよぶべきであるが、リンガラ語という呼び方が定着している。リンガラ語をよく話す人々をバンガラBangala(baは人間の複数を表す)とよぶが、リンガラ語を母語とする部族は存在せず、自らの部族語に加えてこの言語を話すのである。リサラに近いいずれかの地で、いずれかのバントゥ(バントゥー)系言語(一つとは限らない)が基礎となって形成されたもので、周辺の部族語に比して簡単化されているが、それらとはかなりよく似ている。歌(リンガラ・ミュージックといういい方が広く用いられている)の歌詞や、劇の言語として同国内で広く用いられ、また軍隊がこの言語を用いてきたこともあって、同国の四つの国語のなかでももっとも有力な言語である。かつては、この地域の中央部にボバンギ語という言語が広く話されていたが、リンガラ語にとってかわられたようである。リンガラ語の話される地域が広まるにつれて方言差が生じているが、リサラから遠い地域では、リサラ付近のそれに比べて語彙(ごい)が少なかったり、リサラ付近では7母音であるものが5母音になっていたり、kとpの二重破裂音がなかったりするようである。[湯川恭敏]
『大林稔著『愛しのアフリカン・ポップス――リンガラ音楽のすべて』(1986・ミュージック・マガジン)』

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精選版 日本国語大辞典

リンガラ‐ご【リンガラ語】
〘名〙 (リンガラはLingala) バンツー諸語の一つ。コンゴ(ザイール)川中流域一帯で広く共通語として話される。コンゴ民主共和国の公用語の一つ。

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